DJIは、CES 2018にてハンドヘルドカメラスタビライザ「Osmo Mobile 2」を発表した。2018年1月23日よりApple.comで先行予約を開始し、2月上旬よりDJI認定ストアで数量限定の予約販売、2月末よりDJI公式オンラインストアにて販売開始予定。希望小売価格は税込16,800円。
Osmo Mobile 2は、動画とパノラマ写真を映画のような動きで撮影可能なスマートフォン用カメラスタビライザー。3軸ジンバルテクノロジーが3方向で手ブレを補正し、振動が手に伝わる不安定な状態でも安定感のある動画撮影が可能。撮影中は、DJIのスムーズトラック技術がカメラに伝わる手の動きを検知や補正をし、映画のように滑らかな動画を撮影できるとしている。
変性ナイロン製を使用しており、軽量で折りたたむことで持ち運びが便利で、長時間の撮影にも適している。モバイルクランプを、ランドスケープ(横向き)とポートレート(縦向き)の2方向に簡単に切り替えることができるので、撮りたい映像に合わせてスクリーンフォーマットを選択可能。また、Osmo Mobile 2には、ユーザーが使い慣れた写真撮影用アクセサリーを1/4インチのユニバーサルねじマウントで取り付けられる。
ISO設定やシャッタースピード等が設定可能。新しく搭載したズームスライダーにより、ハンドル部分からスマートフォンのカメラを完全に操作し、ビジュアルエフェクトであるドリーズームの撮影を実現するという。
内蔵バッテリーシステムが強化され、バッテリー稼働時間は従来のOsmo Mobileの3倍以上となる最大15時間となった。USBポートより撮影中もスマートフォンを充電できるほか、外出先でその他の電子機器を充電するパワーバンクとしても機能する。
また、DJIのモバイルアプリ「DJI GO」の撮影機能を活用することで、コンテンツを自動作成可能。例えば、移動中の被写体を自動追尾するアクティブトラックや、カメラポジションを最大で5箇所設定できるモーションタイムラプス、ドラマチックなタイムラプス動画撮影を可能にするハイパーラプス、FacebookやYouTubeなどのSNSで配信できるライブ配信機能など、さまざまなモードに対応している。その他にも、パノラマや長時間露光、ライトトレイルモードなどのオプションが用意されている。