写真左上:「FDR-AX60」、写真右下:「FDR-AX45」

ソニーは、1/2.5型Exmor R CMOSセンサーと、空間光学手ブレ補正機能を搭載したデジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム「FDR-AX60」「FDR-AX45」の2機種を2018年2月9日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格はFDR-AX60が税別130,000円前後、FDR-AX45が100,000円前後。

FDR-AX45はブラックとブロンズブラウンの2色展開(写真はブロンズブラウンモデル)。AX60はブラックのみ

FDR-AX60/AX45ともに、ズーム全域で強力に手ブレを補正する空間光学手ブレ補正機能と、最大広角26.8mmのZEISSバリオ・ゾナーT*光学20倍レンズを搭載。光学20倍レンズにくわえ、全画素超解像30倍(4K)/40倍(HD)での撮影が可能。4K映像撮影専用に設計した裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor Rも搭載している。記録フォーマットはXAVC Sを採用しており、4Kで100Mbps、HDで50Mbpsのハイビットレート撮影が可能。また、5方向からの収音が可能な5.1chマイク構造により、ノイズの少ない広高音質録音を実現。被写体の声や周辺の音はそのままに、運動会などでつい大きくなり過ぎる撮影者の声を低減しながら録音する「マイボイスキャンセリング」機能も搭載している。

4K映像の取りこみに対応したソニー製ブルーレイディスクレコーダーに、4K画質のまま保存・ダビングが可能。外付けHDDへのダイレクトコピー機能も搭載している。4Kテレビを所有していなくても、ビデオカメラ本体をフルHDテレビに接続することで、自動的に4K映像をフルHD画質に変換して再生する。

ズームなどの撮影時の情報や、ユーザーがタグ付けしたハイライトポイントから自動でシーンを分析し、ハイライト場面を抽出する「ハイライトムービーメーカー」機能を搭載。4K映像と同時に記録されたMP4動画を用いて、BGMの長さやシーンに合わせ、簡単に切替効果付きショートムービーを作成可能。作成されたショートムービーは、カメラ本体からスマートフォンにWi-Fi転送できる。

また、FDR-AX60のみの機能として、約155万ドット相当のチルト式ビューファインダーや、マニュアルレンズリング/ボタン、赤外線によりライトを点けることなく真っ暗な中でも被写体の撮影が可能なナイトショット機能を搭載している。