キヤノンは、同社の業務用映像機器を対象とした機能追加ファームウェアを2018年4月6日より無償で提供開始した。対応機種は、EOS C700/C700 GS PL、EOS C300 Mark II、EOS C200/C200B、XF405/XF400。アップデート内容は機種によって異なる。アップデート内容は以下の通り。

EOS C700/C700 GS PL
  • スーパー16mm(2K Crop)のRAW通常記録モードを追加
  • RAWレコーダーの電圧表示に対応
  • XF-AVCフォーマット記録時、メタデータに実焦点距離を追加
  • オートIRISの対応EFレンズを追加
    ・EF85mm F1.4L IS USM ・EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
  • C700とC700GSのモデル判別メタデータを追加
EOS C300 Mark II
  • XF-AVCフォーマット記録時、メタデータに実焦点距離を追加
  • LCDモニター「LM-V1」(※別売)のタッチパネル応答性の調整機能を追加
  • オートIRISの対応EFレンズを追加
    ・EF85mm F1.4L IS USM ・EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
EOS C200/C200B
  • プログレッシブ記録時のPsF出力機能を追加
  • XF-AVCフォーマット記録(MXF)に対応
  • Hybrid Log-Gamma方式の出力に対応
  • XF-AVCフォーマット記録時、メタデータに実焦点距離を追加
  • LCDモニター「LM-V1」(※C200は同梱、C200Bは別売)のタッチパネル応答性の調整機能を追加
  • Cinema Raw Light記録中のオーディオLPCM 24bit収録に対応
  • マグニファイ機能に4倍拡大表示を追加
  • デジタルテレコン機能を追加(1.5×、3.0×、6.0×)
  • オートIRISの対応EFレンズを追加
    ・EF85mm F1.4L IS USM ・EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
  • 周辺光量補正/倍率色収差補正の対応EFレンズを追加
    ・EF85mm F1.4L IS USM ・EF16-35mm F2.8L III USM
    ・EF70-300mm F4-5.6 IS II USM ・EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM
    ・EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM
XF405/XF400
  • XF-AVCフォーマット記録(MXF)に対応
  • フリッカー低減機能を追加