ATOMOSは現地時間の4月5日、SHOGUN INFERNOとSUMO 19がファームウェアアップデートによりアップルProRes RAWに対応することを発表した。アップデートは4月9日より無償で提供予定。
ProRes RAWは、RAWビデオの補正の広さとProResの高いパフォーマンスを兼ね備えたアップルの新フォーマット。ATOMOSのSHOGUN INFERNOとSUMO 19は業界唯一のProRes RAW対応デバイスで、パナソニックのAU-EVA1、VARICAM LT、ソニーFS5/FS7、キヤノンEOS C300 Mark II、EOS C500などのRAW出力に対応したシネカメラ8機種をサポート。AU-EVA1の5.7Kの高解像度にも対応する。
カメラと接続するだけで、すべてのセンサーピクセルをProRes RAWやProRes RAW HQでの記録やモニタリング、再生、タグ編集が可能で、ProRes RAWを240フレーム/秒で2K、最大で120フレーム/秒で4Kの記録に対応。Thunderbolt 3またはUSB-C 3.1に対応し、SSDをMacに接続することで素早くポストプロダクションの作業ができるとしている。編集とカラーグレーディングスイートであるFinal Cut Pro Xに直接インポートして、MacのノートPCやデスクトップシステムで編集、カラーグレーディング、仕上げを行うことも可能。