ジュエ株式会社は、VOYSYS ABと「VOYSYS VR」の販売に関する代理店契約を締結したことを発表した。
ジュエでは、2018年6月初旬よりVOYSYS VRのソフトウェアライセンスを販売するほか、VOYSYS VRシステム導入、用途に応じた360°カメラシステムや専用ワークステーションの販売およびレンタル、VOYSYS VRを使用した360°ライブ配信の運用および撮影サービスを提供予定。短期的な360°ライブ配信イベントから長期的な360°VR放送システムの構築までサポートするとしている。
VOYSYS VRは、多数の360°カメラをリアルタイムでスイッチング可能な360°VRライブプロダクションソフト。従来の2D放送スタジオのように360°VR空間を扱うことができる360°VR放送システムを構築可能。平面(モノラル)360°映像に加えて、3D立体視(ステレオ)360°映像に対応。
また、4Kを超える8K 360°動画に対応。求める性能・解像度・フレームレートに応じて外部出力を持つカメラを利用できる。将来的に対応機器、対応フォーマット、通信規格等が揃うことで8Kを超え10K・12K・14K・16Kなどの360°動画に対応できる拡張性を持つという。
360° VR放送システムとして、複数台の360°カメラ映像をワンタッチで切り替え表示するスイッチング機能に対応するほか、360°映像のクロマキー合成やリアルタイムステッチされた360°映像上にリアルタイムでオブジェクト(webサイト・SNS・HTML5・2D動画等)の配置が可能。
エクイレタングラー方式の360°動画の入出力やスイッチャーやコントロールパネルと組み合わせも可能で、互換性のある在来の放送網や配信システムを利用できるという。