株式会社リンクスインターナショナルは、スマートフォン用ハンドヘルドジンバル3軸スタビライザー「MOZA Mini-MI」を2018年8月11日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込13,800円。
MOZA Mini-MIは、ワイヤレス充電に対応したスマートフォン用ハンドヘルドジンバル3軸スタビライザー。スマートフォンを固定するホルダー部分に磁石コイルを内蔵、ワイヤレス充電に対応したスマートフォンの充電が可能。最大300gのペイロードと61mm~92mm幅のスマートフォンを搭載できる。スタビライザーがONの状態で電源ボタンを素早く2回クリックすることで、5Wのワイヤレス充電モードが有効になる。
iOS/Androidに対応した専用アプリ「MOZA Genie App」により、カメラアプリや、ジンバルのキャリブレーション、各種フォロー設定などを詳細にコントロール可能。マニュアル撮影モード、タイムラプス、ライブストリーミングなどの機能も備えている。
MOZAだけの独自のマニュアルポジション機能を搭載しており、専用アプリの設定から「マニュアルポジション」を有効にすることで、スタビライザー機能を保持したまま、手動でジンバルの軸を動かすことができ、All follow、All lock、Pitch follow、Roll follow、Yaw follow、Yaw&Pitch follow、Yaw&Roll follow、Pitch&Roll follow、8種類のフォロー制御が可能。
シャッタースピード、ISO感度、マニュアルフォーカス、露出、ホワイトバランス等の項目を個別に設定できるプロフェッショナルモードを搭載しており、状況やシーンに合わせた詳細な設定をすることが可能可能。また、任意で指定した範囲を自動で追尾する、オブジェクトトラッキング機能も搭載しており、撮影したい対象をフレームアウトさせることなく、自動かつシームレスに追尾する。
初期状態からチルトを90°回転させた状態で固定するインセプションモードを搭載。ダイヤルホイールの上部ボタンを素早く3回クリックすることでチルトが90°回転。ジョイスティックを左右に倒し続けることで、フレームが回転する独特のカメラワークを実現するとしている。
ダイヤルホイールの右ボタンを素早く2回クリックすることで、スポーツギアモードに設定することができ、スポーツギアモードではヨー軸のフォロー速度を極めて高速に設定することで、動きの速い被写体に追従することが可能。また、ストリーミングプロトコル、RTMPを利用したストリーミング配信機能にも対応する。
人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用しており、カメラコントロール、フォロー制御、各種メニュー設定のインターフェースが集約され、全てが親指の操作で完結する。ロール軸アームの方向に関わらず、左右どちらの方向からでも起動するクイックラウンチ設計を採用し、ジンバルを持つ利き手や好みのスタイルに合わせて、セットアップ可能。
ジンバル下部に本体充電用のMicro USBポートを搭載することで、一般的なモバイルバッテリーからの給電に対応。モバイルバッテリーからの給電はMOZA Mini-MI本体だけでなく、ワイヤレスチャージにも供給可能で長時間の撮影が行える。また、チルト軸のアーム上にUSBポートを搭載しており、MOZA Mini-MIの内部バッテリーから電源を取ることができ、ワイヤレス充電非対応のスマートフォンや、各種カメラアクセサリに給電することができる。
MOZA Mini-MIは、1/4インチのユニファイねじ穴を4つ搭載。LED照明、外部マイク、外部モニター、三脚などのアクセサリーが装着できる。