ハッセルブラッドは、X1D-50cミラーレス中判カメラ対応のレンズ「XCD 80mm」「XCD 65mm」「XCD 135mm」を2018年12月に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は以下の通り。

XCD 80mm市場想定価格:税別576,000円

XCD 65mm市場想定価格:税別331,000円

XCD 135mm市場想定価格:税別489,000円

XCD 135mm+Xコンバーター1.7市場想定価格:税別576,000円

※Xコンバーター1.7はXCD 135mm専用設計。単体での販売は予定していない

■ハッセルブラッドレンズとして最も大口径となるXCD 1.9/80

XCD 1.9/80は、ハッセルブラッドレンズとして最も大口径となるf/1.9の開放F値により、非常に浅い被写界深度と集光能力を備えるレンズ。優れた光学面の精度を実現し、非球面の大口径レンズが苦手とするボケ味や光源のボケについても配慮しているという。

また、独自のツインAFモーターを搭載し、高速なオートフォーカスを実現する一方で、正確なマニュアルフォーカス操作も可能にしているという。35mmフルサイズ換算で63mmに相当する焦点距離は、ポートレートや自然写真などに特に適しており、被写体を浮かび上がらせる描写や被写界深度の浅さによるボケが体験できる。

■35mmフルサイズ換算で50mmという焦点距離を実現したXCD 2.8/65

XCD 2.8/65は、Xシステムを使うすべてのフォトグラファーに向けた標準レンズ。開放F値f/2.8と最短撮影距離0.5mという性能により、XCD 65mmはストリートスナップや旅行などあらゆる撮影に適している。

■35mmフルサイズ換算で105mm相当の焦点距離の望遠単焦点レンズXCD 2.8/135

XCD 135mmは、絞り値の範囲は2.8-32、35mmフルサイズ換算で105mm相当の焦点距離の望遠単焦点レンズ。最短撮影距離は1m。Xコンバーター1.7を装着することにより、絞り値の範囲は4.8-32、レンズの焦点距離は230mm(35mm換算で178mm相当)で、最短撮影距離は1.05mとなる。テレコンバーターはXCD 135mm専用設計とすることで、テレコンバーターを取り付けた場合でも画質劣化がないように配慮されている。XCD 135mmはレンズ単体、またはテレコンバーターとのセットで購入可能。