TVLogicは、2018年11月1日に、WOWOWよりIS事業(IS-miniX、WonderLookPro)の事業譲渡を受けたことを発表した。TVLogicは今後、両製品を進化発展させていくとともに、TVLogic製モニターとの連携・融合や、IS製品の技術を活用した新しい商品開発など、幅広くソリューションを提供していくとしている。なお、現行製品のIS-mini、IS-miniX、WonderLookProの販売、サポートは、同社代理店を通して従来通り継続する予定だ。

WonderLookPro V4.0リリースについて

2018年11月1日に、WonderLookPro v4.0をリリースした。WOWOW版WonderLookPro正規ユーザーが同バージョンを利用するためには、WOWOWからTVLogicにライセンス情報を移管する必要がある。移管の手順は同社Webページを参照してほしい。

IS-mini、IS-miniXについて

WonderLookProのBronzeライセンス(Standardライセンス相当)の無償提供を開始した。TVLogic版WonderLookPro v4.0では、IS-mini、IS-miniXユーザーに、Bronzeライセンスへの自動アップグレードを提供している。

また、事業譲渡のタイミングにおいて、IS-miniX、WonderLookProとも、大幅な価格改訂を行う。改定後の価格は以下の通り。

IS-miniX:旧価格144,000円→新価格99,000円

WonderLookPro Standard License初年度:旧価格40,000円→新価格30,000円

WonderLookPro Standard License2年目以降:旧価格40,000円→新価格6,000円

TVLogicは4K対応のIS-mini「IS-mini4K」をWOWOW社と共同開発してきたが、今回の事業譲渡を受け、単独で開発を継続し、年内には12G入出力対応のIS-mini4Kを出荷する予定だという(価格は20~25万円となる見込み)。IS-mini4Kのプロトタイプは、2018年11月14日から16日の期間中に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2018」のIDXブース(ホール8/No.8314)にて展示される。