パナソニックブース動画
パナソニックブース 360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
パナソニックブースレポート
パナソニックは4K対応のカメラとしてハイスピード機能を搭載したAK-UC4000や、制作用のショルダータイプカメラAU-EVA1のほか、4K対応マルチパーパスカメラシステムAK-UB300GJ、4Kヘッド分離型カメラGP-UH532など、様々な現場に対応したカメラを市場に投入してきたが、今回のInterBEEではネットワーク対応4K 10ビットカムコーダーが参考出展されたほか、新製品としてリモートカメラシステムAW-UE150などを出展した。
パナソニックでは以前から8K対応のレコーダーをNHK協力の元、開発・発売しているほか、カメラも試作してきたが、今回新たなモデルとして8KマルチパーパスカメラAK-SHB810参考出展された。また、4K対応のライブスイッチャーAV-HS8300シリーズやリモートカメラシステムが出展されていた。
参考出展の8KマルチパーパスカメラAK-SHB810。PLレンズマウントを採用した小型軽量のボックスタイプカメラ。8K有機センサーを搭載している。有機薄膜を光電変換部に用いた積層構造により、効率的な光電変換と電荷蓄積を両立。8Kの高解像度で明暗差に対応する広ダイナミックレンジ、スキュー歪やフラッシュバンドのないグローバルシャッター、電子NDフィルター機能を搭載している。発売は2019年秋を予定している
参考出展のイメージプロセシングユニットAK-SHU810。カメラユニットと光ファイバーケーブルで接続するイメージプロセッシングユニットAK-SHU810。8K/4K/HDの同時映像出力が可能で、従来以上に高画質な8K映像と小型軽量なマルチパーパスカメラの汎用性により、放送と映像制作の幅広い用途に対応する
8K有機センサーを搭載したプロトタイプの8Kカメラ。こちらは光ファイバーには対応していないモデル
参考出展のネットワーク対応4K 10ビットカムコーダー。レンズは8.8-176mmの20倍ズームを搭載。アクリルに覆われていたがカメラで撮影した映像をモニターに出していた
参考出展のネットワーク対応4K 10ビットカムコーダーとモニターはHDMIケーブル1本で接続されていた
参考出展のネットワーク対応4K 10ビットカムコーダー操作部
8KレコーダーAJ-URD100。P2メモリーカード4枚を使って3840×2160/59.94pの4K映像をAVC-Intra4K(4:2:2)コーデックで約4時間収録可能。入出力は12G-SDIまたは3G-SDI×4本(QuadLink)
4K/60P対応、超広角75.1度(水平画角)、12G-SDIなど多彩な4Kインターフェースを装備した新製品リモートカメラシステムAW-UE150
リモートカメラシステムAW-UE150カメラ部
リモートカメラシステム。同社のリモートカメラは市場シェアが高く、様々なタイプのカメラヘッドやリモート部、スイッチャーなどがラインナップされている。最近はHDや4K対応のシステムに進んでおり、省力化のためにテレビスタジオに導入される事例が増えている。同社ではこうしたカメラをテレビ局などでも使い勝手の良いシステムとしてまとめている
12G-SDI対応4K/2KライブスイッチャーAV-HS8300シリーズ。4Kモード時で最大80入力/40出力、最大5ME、2Kモード時で最大160入力/80出力、最大8MEの性能を備えている。4K対応ルーティングスイッチャーAV-WM8400や4K対応ペリフェラルAV-PF8000が用意されており、HD/4K、HDR/SDR、BT.2020/709など異なるフォーマットが混在していてもシステム全体で一括選択および一元管理が可能