Avidブース 360°全天球動画

RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

Avidは、4K/8Kのほかクラウドやイマーシブオーディオなど、業界で最も注目されるテーマを中心にニュース制作やオーディオ制作などのソリューションでブースを構成。ブース内のステージでは、特別ゲスト講演として、ハリウッドから最新映画「ヴェノム」のリレコーディング・ミキサー、サウンドエディター監督を務めたウィル・ファイルズ氏のほか、AvidセッションとしてAvid Media Composer新機能アップデートやPro Tools新機能アップデートなどが開催された。

4K/8Kワークフローコーナーでは、4K8K衛星放送に必要不可欠になりつつある4K/8K編集システムを紹介。業界標準とも言えるノンリニア編集ツールMedia Composerを始めとして、メディア共有ストレージAvid NEXISやArtistシリーズのDNxIQやDNxIV、DNxIDのほか、新しいポストプロダクションワークフローを提供するMediaCentral | Editorial Managementを含めた4K/8K編集ワークフローのデモンストレーションを行った

Media Composerは4K/8Kにおける各種HDRに対応。様々な規格に対応しているほか3D LUTなどの設定のインポートも可能

クラウドソリューションコーナーでは大幅に生産性が向上するAI、拡張するMediaCentral機能など、最新のソリューションをご紹介。オンデマンドでメディア制作機能を提供するSaaSクラウドサービスおよびソリューションプラットフォームであるAvid | On Demandのほか、MediaCentralモジュールの核となる直感的なユーザー体験を実現するMediaCentral | Cloud UXなどを出展

スポーツ中継や報道の撮って出し、回線収録などスポーツ/ニュース制作のコーナーではインジェストソリューションFastServe | Ingestや、受信フィードの処理を超高速で処理できるFastServe | Live Editでスロー再生や、ハイライト編集、時差再生などを披露していた。また、Japrsライブラリに保管する完パケと編集元素材のメタデータを自動連携する、報道支援システムAvid | JNEWSも出展した

昨年、Dolby Atmosのネイティブミキシングに対応したPro Tools | Ultimate。ブースではPro Tools | S6と併せデモンストレーションを開催。Pro Tools | Ultimateから直接、3Dオブジェクトルーティング、パニングが可能で、臨場感あふれるイマーシブオーディオを思いのままミックスすることが可能

イマーシブオーディオコーナーではPro ToolsでのAmbisonics音響制作に欠かせない360pan suite 3や、7.1.2chトラック対応のリバーブIndoorなど、AUDIO EASE社プラグイン製品の紹介やDSpatial社による独自の物理モデリング技術を搭載したイマーシブオーディオ制作システムRealityによる22.2ch制作、Atmos、Auro-3D対応などをデモンストレーションした

Dolby Atmosの最新Version.3によるミキシング環境をAoIPであるDanteを使用して構築したシステムをプロミキシングコーナーで実演。ミキシングに欠かせない各種Pluginや初登場となるVideo Slave4をハンズオンで紹介。Pro Tools | MTRXによる柔軟かつ大規模なシステムの実例を展開した