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Harmonicブース 360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
Harmonicは、インジェストから素材管理、編集素材の共有、配信サービスなどを統合した環境で提供できる各種サービスを展開。クラウド化や仮想化などネットを利用したこうした環境をスケーラブルに構築することが可能なソリューションを紹介していた。ソフトウェアベースのこうしたアプローチは柔軟性に優れ、システムの構築や運用効率を高めることが可能で、投資効率を高めることができるだけでなくUHD対応やHDR化など最新のテクノロジーをいち早く取り入れユーザーに提供することが可能としている。
Harmonicは今回のInterBEEでインジェストからプレイアウト、トランスコード、暗号化、パッケージング、発信元までのメディア処理チェーン全体を統一し、オペレータがビデオストリーミングサービスをより早く開始することができるソリューションとしてVOS360 Video SaaS(software-as-a-service)を中心に展開。タイムシフトTV、VOD、ライブスポーツストリーミング、OTTの動的広告挿入、ブロードキャストのターゲット広告など、VOS360 Video SaaSの幅広いビジネスモデルソリューションが披露された。
なお、こうしたUHD HDRソリューションの中心には、Spectrum XメディアサーバーとElectra Xエンコーダーがあり、これらのエンコーダーは、低ビットレートで画質の高いビデオを提供することができ、HarmonicのVOS360ビデオSaaSの一部として、オンプレミスまたはクラウドに導入可能。
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VOS360 Video SaaS。インジェストからプレイアウト、トランスコード、暗号化、パッケージング、発信元までのメディア処理チェーン全体を統一し、オペレータがビデオストリーミングサービスをより早く開始可能なソリューション。タイムシフトTV、VOD、ライブスポーツストリーミング、OTTの動的広告挿入、ブロードキャストのターゲット広告など、VOS360 Video SaaSの幅広いビジネスモデルが展示された
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UHD Playout。SpectrumX UHDによるHDRファイルのプレーアウト。SpectrumXのコーデックエンジンはxAVC300 2160pをサポートしており高品質な4K HDR再生が可能
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UHD OTT Streaming。HarmonicとNASAのマーシャル宇宙飛行センターとの提携により、UHDのネイティブチャンネルの導入がすでに進んでおり、HarmonicのエンドツーエンドのUHD再生、エンコードおよび配信ソリューションが採用されることで、米国の宇宙プログラムの動画をハイクオリティで視聴者に届けることを可能にしている。ブースではこうしたNASA画像をディスプレーしていた
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