ATENジャパンブース 360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
■放送局やポスプロなどで導入の進むIP-KVMエクステンダー
ATENジャパンブースの一押しは、4K HDMI対応のIP-KVMエクステンダーKE89シリーズ。イントラネット経由でUSBコンソールとHDMIディスプレイの延長が可能で、ブースでは3対3で組んで展示が行われていた。放送局・ポスプロ等での導入が増えており、国内初のオールIP化制作スタジオを実現した三重テレビにKEシリーズが導入されたことも紹介していた。
ATENジャパンのIP-KVMの特長は、操作、リアルタイムの操作性のところで、マウスやキーボードの遅延とか発生しないところだ。リアルタイムに操作が可能なところで、遅延を嫌う放送局や編集スタジオで採用されているという。
また、ATENジャパンのKVMは、9対13とか3:5とか極端な組み合わせも実現できるところを特長としてる。スモールスタートで5対5で導入してから、あとで拡張も可能。ちょっと予算をとって導入して、様子をみてから拡張というのができるとのことだ。
ブースには、DisplayPortアウトに対応した製品もサンプル製品「KE9950」が展示されていた。2019年第1四半期に発表予定。
■京都放送では番組自動運行システムのリモートアクセスに導入されたIP-KVMスイッチ「KN2116VA」
別コーナーでは、リモート2ユーザー16ポートIP-KVMスイッチ「KN2116VA」を展示。京都放送では、番組自動運行システムのリモートアクセスに導入されているという。テレビ局には番組自動送出システムが必ずあるが、地方局などの場合でロケや出先にいる場合は電話などで番組自動送出サーバの目の前にいる人にコンタクトをとって状況を確認していた。
そこで、京都放送では、番組自動送出サーバとIP-KVMスイッチと繋いでインターネットに接続。オーバーIPでiPadにATEN PadClientを使うことで、外出先でネット環境があればKVMにつながっている番組自動送出サーバをリアルタイムで確認することができる。外出先から電話する必要をなくしたという。
■HDBaseT 2.0テクノロジーを搭載したTrue 4Kエクステンダー「VE1832」
HDBaseTコーナーでは、HDBaseT 2.0テクノロジーを搭載したTrue 4Kエクステンダーの初のモデル「VE1832」を展示。True 4K HDMI/USB HDbaset 2.0で、4K×2K@60Hz(4:4:4)のTrue 4K解像度に対応。2019年第一四半期Q1あたりで発売予定。