リコーとリコーイメージングは、同社の360°カメラ「RICOH THETA」シリーズの最上位機種として、約2300万画素相当(6720×3360ピクセル)の360°の静止画を撮影可能な「RICOH THETA Z1」を2019年3月下旬に発売する。希望小売価格はオープン、同社オンラインストアでの販売価格は税別126,900円。

RICOH THETA Z1は、リコーがカメラの開発で培ってきた光学技術や画像処理技術を駆使し、高い画質・品質を追求したTHETAシリーズのフラッグシップモデル。コンパクトなボディに1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、360°の静止画を撮影することができる。

新たに絞り優先などの撮影モードに対応し、屋外や暗所など撮影シーンを選ばずに映像を得ることができる。また、動画撮影時には回転3軸補正による手ぶれ補正機能により、4K(3840×1920ピクセル)、30fps(フレーム/秒)相当の360°動画撮影を実現している。

本体に0.93型有機EL情報パネルとFn(ファンクション)ボタンを搭載したことで、撮影残り枚数や露出設定などの各種情報が一目で確認できるようになった。

JPEGに加えて、新たにRAW(Adobe DNG形式)での保存に対応。Androidベースのシステムを採用し、アップデートによる基本性能の向上だけではなく、プラグインの追加インストールによる多様な機能拡張を実現した。

なお、RICOH THETA Z1はパシフィコ横浜で開催される「CP+2019」の同社ブース(G-38)にて先行展示予定。