株式会社アイ・ディ・ケイは、入出力ともに4K60p、HDCP 2.2に対応する4画面合成プロセッサ「ICP-401UHD」を2019年4月より発売する。

ICP-401UHDは、最大4入力の映像信号を、任意のレイアウトで1画面に合成できる4画面合成プロセッサ。入力された映像信号は、最大4K60pの解像度に変換し、HDMI信号で出力できる。画面合成プロセッサに求められるタイトル文字表示、合成パターン登録、LAN経由で全機能をブラウザから簡単制御できるGUIを備えている。また、同社独自機能であるアンチストームやコネクションリセットなどの機能も搭載している。

4K対応デジタルマトリクススイッチャ「FDX-UHDシリーズ」とICP-401UHDの組み合わせにより、高解像度化が進む公共監視市場や、医療分野などの4K化ニーズに対応するシステム構築が可能だとしている。ICP-401UHDの主な特長は以下の通り。

■映像

  • 最大解像度 4K60p(4:4:4)
  • HDCP 1.4 / 2.2 対応
  • 完全シームレス切換(単画面表示のとき)

■音声

  • 入力 4系統 2チャンネルリニアPCM
  • 出力 1系統 2チャンネルリニアPCM

■画面合成

  • 最大4入力映像の4画面合成出力
  • ウインドウごとの設定
    ・バックカラー
    ・表示優先順位
    ・表示ON/OFF
    ・ポジション、サイズ
    ・タイトル文字表示(16文字)
  • 合成パターン登録機能(32パターン)

■制御入力

  • LAN