デジタル一眼レフカメラやモバイル携帯のジンバル製品で知られるFeiyuTechが初めて市場投入するカメラ製品「Ricca」をNAB2019で紹介している。

Riccaはスポーツ用アクションカメラという位置づけで、GoPro比三分の一の130gという軽量、そしてオールアルミ合金製のIP67防水ボディを持っている。ブースでは、防水度をアピール

FeiyuTechは、Summonという、4Kカメラをビルトインした3軸ハンドヘルドスタビライザーを製品ラインに持っているが、Summonのカメラセンサーは1/2.3インチ16MP CMOSセンサーで、4K/25fps、720p/120fpsと、若干機能とスペックが異なる。Riccaは、IMX377 Exmor R CMOS背面照射型センサーの4世代目のISPを採用しており、4K/30p、1080p/120fpsまで対応。レンズは大口径F2.8、155°FOVで、LDCレンズの歪み補正アルゴリズムを持つ。

RiccaはFeiyu G6ジンバルに合うように設計されており、3軸ジャイロスコープと 3軸アクセラレータを組み合わせたハイブリッドの6軸スタビライザーを持つ本カメラをFeiyu G6ジンバルに装着することで、パワフルなアクションカメラシステムになる。

対応解像度とフレームレートは以下のとおり。

  • 4K 3840×2160(16:9)-30fps
  • 2.7K 2704×1524(16:9)-30fps
  • 2.5K 2560×1440(16:9)-60/30fps
  • 1080p 1920×1080(16:9)-120/60/30fps

Riccaは、シングルポイント測光、逆光補正、グレア抑制、7倍デジタルズームや色々な手動モードに、もちろん、タイムラプス、バースト、スローモーション、タイマーとループ記録、マルチショットといった機能にも対応している。ビデオフォーマットはH.264とH.265の両コーデックに対応(MP4)で、静止画はJPG、RAW。記録はMicroSDカード(UHS-I(U3)推奨としている)で最大128GBまで。

Feiyu Riccaは、Xiaomi Mijia(2,4″)に近い大型の2,35インチタッチスクリーンを持つ

Riccaの販売価格は149ドル~199ドルの間で、YI 4KまたはXiaomi Mijiaの対抗馬になりうる。5月中に発売される予定。

(ザッカメッカ)