エプソングループのエプソンダイレクト株式会社は、インテルCore Xシリーズ搭載の「Endeavor Pro9000 CAD設計Select」「Endeavor Pro9000 動画編集Select」「Endeavor Pro9000 3DCG制作Select」の3モデルをクリエイターPCシリーズに追加し、同社のオンラインショッピングサイトおよびコールセンターを通じて2019年4月16日より受注を開始した。
左から「Endeavor Pro9000 CAD設計Select」、」「Endeavor Pro9000 動画編集Select」、「Endeavor Pro9000 3DCG制作Select」
同モデルのベースとなる「Endeavor Pro9000」は、18コア/36スレッド(定格3.0GHz<最大4.5GHz>)のインテルCore i9-9980XE プロセッサー エクストリーム・エディションが搭載可能なデスクトップPC。また、メモリーは8基のスロットを備えクアッドチャネルに対応し、最大128GBまで搭載可能。インテルOptane SSDやM.2 SSDなどの高速ストレージが選択でき、NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti やNVIDIA Quadro P4000が搭載可能。
Endeavor Pro9000 CAD設計Selectは、CAEやBIMなどの用途に使えるCAD設計者のためのミドルタワーPC。プロダクトデザインや建築・土木での設計だけではなく、CAE(Computer Aided Engineering)やBIM(Building Information Modeling) などの解析・シミュレーションやそれらの結果をビジュアライゼーションする用途でも利用可能な性能を備えているとしている。CAD設計で多く利用されている「Solidworks 2018」、「AutoCAD 2019」が使用可能。
Endeavor Pro9000 動画編集Selectは、インテルCore X シリーズ搭載により従来モデルでは実現できなかった4K動画のノンリニア編集が可能になった。また、CPUのコア数が増加しているため、デコード時に重いコーデックを使用する際に作業完了までの時間を短縮することが可能。「Edius Pro 9」、「Adobe Creative Cloud 2018(Premiere Proのみ)」が使用可能。
Endeavor Pro9000 3DCG制作Selectは、18コア36スレッドの処理能力を持つ、インテル Core i9プロセッサー エクストリーム・エディションが搭載可能。CPU依存が高いソフトウェアの応答速度も向上するため、総合的に処理待ち時間を削減し、次の作業への移⾏を短縮できるとしている。「Autodesk Maya 2018」、「V-Ray for Maya 2018」、「Adobe Creative Cloud 2018(Photoshop、Illustratorのみ)」が使用可能。