ベンキュージャパン株式会社は、スマートディスプレイの新製品として、法人向けに43型4K UHD屋内用スマートディスプレイ「ST4301K」を2019年6月27日に発売する。希望小売価格はオープン。

ST4301Kは、4K UHD解像度(3840×2160)、IPSパネルを搭載し、視野角は左右/上下ともに178°と、画像や動画のディテールまで線密で立体感のある表示が可能だとしている。

ミラーリングとコラボレーション

双方向通信ではInstaShareアプリを一度インストールするだけで、最大16のユーザ/デバイスと簡単にワイヤレスのプレゼンテーションやコラボレーションを行うことができ、好みの画像や会議用プレゼンテーションなど、フルHDビデオをスマートディスプレイにミラーリングして他のデバイスに簡単に共有することが可能。

BenQのスマートディスプレイはUSBメモリを使用して、フォト、音楽、ビデオ、PDFファイルなどの様々なフォーマットを更新可能。PCや外部のデバイスを使わずにインターネットに接続でき、さらに、内蔵のAndroid OSと、WPS OfficeやVMWareのビジネスアプリもインストールされている。またBlizzビデオ会議アプリにより、スマートディスプレイは外部のPCやトレーニング、複雑なサーバーのセットアップを必要とせずにコミュニケーションを行う事ができるとしている(Blizzのビデオ会議を使用するためには、カメラ(付属品には含まれない)をインストールする必要がある)。

BenQ X-Sign 2.0は、スマートディスプレイで表示するコンテンツのデザインを簡単に作成できるソフトウェア。BenQのX-Signソフトウェアには、ST4301Kに含まれているコンテンツテンプレートが用意されており、画像、ビデオ、スクロールテキストを販促用の資料に追加可能。

X-Signを使用することによりリアルタイムでディスプレイのパフォーマンスを記録し、問題について即座にアラートを受け取り可能。X-Signでは、各ディスプレイにおいて再生されるコンテンツ、アップデート、ディスプレイの再起動、画面のオン/オフおよびボリューム設定の管理を行うことができる。