株式会社JVCケンウッド・ビデオテックは、米国の非営利組織Trusted Partner Network(以下:TPN)によるハリウッド推奨のセキュリティ監査を実施したことを発表した。
TPNはアメリカ映画協会(MPAA)とハリウッドのデジタルメディアに関するセキュリティ・プログラムCDSA(Content Delivery & Security Association)が2018年に合併事業として立ち上げた新たなセキュリティ監査プログラムで、ハリウッド水準の厳しい情報資産管理プロトコルに基づき評価される。
JVCケンウッド・ビデオテックは2014年3月に国内制作会社として初めてCDSAの認証を獲得し、ユーザーの貴重な情報資産の管理においてソフト、ハードの両面から徹底的な取り組みを進めており、今回最新かつ高度なセキュリティ環境を確保するべく、TPNの監査を実施したという。
今回のTPNセキュリティ監査実施を受け、ユーザーから預かる情報資産をより安全に取り扱いつつ、長年培ってきた映像制作、編集、ローカライズなどのサービスを通じてグローバルな規模でのサービス拡大をはかるとしている。
株式会社JVCケンウッド・ビデオテック 代表取締役社長 小幡格郎氏は次のようにコメントしている。
TPNの認証取得は通常は6ヶ月から1年はかかると言われているころを、実質準備期間3ヶ月で実現出来ました。これは当社がハリウッド基準のコンテンツセキュリティ体制を、CDSAでの経験からすでに構築していたことが大きく寄与しています。今回の認証取得に甘んじることなく、さらに高レベルのセキュリティ体制に発展させ、クライアントへのサービスを⼀層充実させるとともに、業界全体のレベル向上にも貢献していきたいと考えています。