BDZ-FBT4000
ソニーは、BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画に対応したブルーレイディスクレコーダー「BDZ-FBシリーズ」6機種を2019年11月16日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は以下の通り。
型名 | BS4K/110度CS4Kチューナー | 地上/BS/CSチューナー | 内蔵ハードディスク | 市場想定価格(税別) |
BDZ-FBT4000 | 2 | 3 | 4TB | 150,000円前後 |
BDZ-FBT3000 | 3TB | 125,000円前後 | ||
BDZ-FBT2000 | 2TB | 110,000円前後 | ||
BDZ-FBT1000 | 1TB | 100,000円前後 | ||
BDZ-FBW2000 | 2 | 2TB | 95,000円前後 | |
BDZ-FBW1000 | 1TB | 85,000円前後 |
同シリーズは、録画中の番組とは別のBS4K/110度CS4K放送番組を視聴でき、2番組同時に録画可能。また、録画データを、録画後に自動圧縮する「4K放送長時間録画モード」を搭載。4Kを含む画質をそのままに記録するDRモードに加え、1.5倍から11倍の圧縮に対応した7つの長時間録画モードからも選んで録画可能。
地上デジタル/BS/CS放送を圧縮効率のよいHEVCに変換する録画モードも搭載。同容量で従来より長時間の録画・視聴ができるという。また、4Kを含む録画データを、そのままの画質でブルーレイディスクにダビング可能。また、ハイビジョン放送再生のみに対応している従来機器でも再生可能な形式に変換してダビングできる。
同シリーズでは番組表操作時、画面のスクロールの速度が現行機種比で2倍以上向し、番組表と録画リストの表示を濃い茶を基調としたデザインに一新した。
また、新作の連続ドラマとアニメを約1か月前から先行予約できる「新作ドラマ・アニメガイド」にBS4K放送番組も追加。設定した番組の放送日時を自動で検索して録画してくれる「番組名予約」、登録したタレント名やジャンルに関連する番組を自動で録画できる「おまかせ・まる録」、最大20番組まで表示できる「予約ランキング」など、同社独自の録画機能も引き続き搭載。
BS4K/110度CS 4K放送においてもAndroid/iOS端末向けアプリケーション「Video&TV SideView(ビデオ&テレビサイドビュー)」を利用可能。スマートフォンなどのモバイル端末と連携し、外出先からの4K放送の録画予約や、録画した番組の転送・持ち出しや視聴などができる。
また、ハードディスクに録り貯めた番組を、自動で「ドラマ」や「アニメ」などにジャンル分けするほか、BS4K/110度CS 4K放送とハイビジョン放送の録画番組を同じ録画リスト上に表示。外付けハードディスクに記録したコンテンツや、ハンディカムで撮影して取り込んだ動画なども同一のリストに一覧表示される。
「ジャンル別録画リスト」の表示イメージ
BS4K/110度CS 4K放送番組同時録画中にも音や映像の切り替わりを検知して、自動的にチャプターを作成する「おまかせチャプター」を搭載。再生時にリモコンの「次」ボタンや「前」ボタンを押せば、見たいシーンを簡単に探せる。また、録画した番組のチャプター分割や結合などの編集機能も使え、番組の好きなシーンだけを簡単に残すことができる。
「4Kブラビアモード(4K BRAVIA専用高画質)」も引き続き搭載。コンテンツの種類、ジャンル、録画モードなどによって、画質を自動的に調整する。また、24pや30p映像に加え60p映像まで対応した4Kアップコンバート機能も搭載している。
4Kハンディカムで撮影した動画の取り込みやブルーレイディスクへの保存に加え、取り込んでいない動画のみを取り込む「差分取り込み」が4K MP4動画、AVCHD動画のどちらでも可能。また、取り込んだ動画を、従来の2Kのブルーレイディスクレコーダー/プレーヤーで再生できる方式に変換後、ブルーレイディスクにダビング可能なため、共有先のプレーヤーなどが4KやMP4再生対応かどうかを気にすることなく動画を共有できるとしている。
HDR信号に対応した高画質メディア規格「4K Ultra HD ブルーレイ」の再生機能も搭載。FLAC、WAV、DSD(5.6MHz)などのハイレゾリューション音源の再生にも対応している。