株式会社シグマは、映像用交換レンズSIGMA CINE LENSの新ラインナップとなる「FF Classic Prime Line」を2019年末に発売する。10本セットのみでの販売となり希望小売価格は税別5,416,500円。共通の仕様は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- PLマウント(/i Technology対応)
- イメージサークル直径:FF 43.3mm
- イルミネーションサークル直径:46.3mm以上
- フォーカスリング:feet表記
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
映像サンプル
ラージフォーマットかつ8K撮影に対応する解像感と、コンパクトなサイズ感を実現したFF High Speed Prime LineをベースとしたFF Classic Prime Lineでは、光学系をノンコートレンズ中心に構成することで、SIGMA CINE LENSが特徴とする解像感と、低コントラスト、フレア・ゴーストによる映像表現の両立を可能にしており、大きなボケも活かすことができるとしている。
FF Classic Prime Lineでは新規設計の専用コートを施すことで、ラインナップ内のT値(14mm、135mmはT3.2、その他はT2.5)とルックを統一。また、Cooke社の通信規格「/i Technology」に対応している。その他にも、レンズの最前・最後面にも専用コートを施すことで、レンズ自体の耐久性が確保されている。
なお、FF Classic Prime Lineは2019年9月13日~17日の5日間、オランダのRAIアムステルダムコンベンションセンターにて開催される欧州放送機器展「IBC2019」の同社ブース(ホール12/ブースNo.D58)にて実機を展示する。