「日本のアートディレクション展2019」が、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8にて2019年11月16日まで開催されている。

ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)は、1952年に結成し、アートディレクター77名により構成されている。全会員が審査員となって行われる年次公募展が日本のアートディレクション展2019で、ここで選出されるADC賞は、日本の広告やグラフィックデザインの先端の動向を反映する賞として、国内外の注目を集めているという。

2019年度は、2018年5月から2019年4月までの一年間に発表、使用、掲載された約8,500点の応募があり、ADC会員の3日間にわたる審査により、受賞作品と年鑑収録作品が選出された。

受賞作品、優秀作品は「Art Direction Japan/日本のアートディレクション」刊行に先駆け、クリエイションギャラリーG8(一般(非会員)作品)とギンザ・グラフィック・ギャラリー(会員作品)の両会場で紹介される。

会場には、テレビコマーシャル、ポスター、新聞広告、エディトリアル、パッケージ、マーク、Web、映像など、入賞作品および賞候補作品200点余りが展示される。このほか、トークショーが行われ、受賞者とその制作スタッフが、制作にまつわるエピソード等を話すという。入場無料(要予約制)。

この他にも、長野県と石川県でも巡回展を行うという。詳しくは公式Webサイトを参照してほしい。