グラスバレーは放送事業に携わって今年で60年を迎え、End to EndのIPソリューションとしてスイッチャーやリプレイシステムなどのスタジオシステム機器や、東京オリンピックでの活躍が期待されるカメラを用いたHDR制作システム、ネットを利用したリモートプロダクションなどを出展。

その他にも、日本開発の編集システムとなったEDIUSとRioのカラーグレーディングを含むポストプロダクションの最新バージョンでデモを行った。また、EDIUSの最高峰モデルとして8Kに対応する8Kリアルタイム編集システムHDWS 8K Eliteも披露された。

ブースではライブ中継の現場と局内設備をIPで接続、現場に持ち込む機材と人員を最小限にすることで、ライブ制作の効率を大幅にアップすることが可能なシステムや、End to EndのIPソリューションシステムRemote/At-Home Production、Mobile/Live ProductionコーナーやIPスイッチやIP SDIゲートウェイ、統合型設定・管理・監視システムなどのIP Workflowsのほか、編集ソリューションEDIUSやカラーグレーディングをを行うRioによるMedia Workflows、HDR対応のネイティブ4KカメラLDX 86Nシリーズなど撮影系のCreative Gradingといったコーナーがあり、アプリケーションごとに展示を行った。

Remote/At-Home ProductionコーナーではIP対応の4KシステムカメラLDX 86N with Direct IP+やエントリーモデルのFocusシリーズを披露。IPを利用しているため、現場とスタジオが離れていてもカメラ信号をスタジオに送り、スタジオのスイッチャーで切り替え可能

LDX 86Nは2/3インチ3CMOSセンサーを搭載したシステムカメラカメラで、IP伝送によりケーブル1本でCCUと長距離接続が可能

Mobile/Live ProductionコーナーではプロダクションスイッチャーKula IP、リプレイシステムLiveTouch IPなどによるライブシステム収録システムをデモ

IP Workflowsコーナーで撮影された映像をIPスイッチGV FabricやIP SDIゲートウェイIQUCP25、SDI/IPルーターコントロールシステムGV Convergentなどと組み合わせ、IPとSDIの混在システムを紹介

報道編集の定番ともいえるEDIUSと、HDRカラーグレーディングなどのポストプロダクションを行うRioの最新バージョンを紹介

8Kリアルタイム編集システムHDWS 8K Elite