ATENジャパン株式会社は、プレゼンマトリックスシームレススイッチャー(クワッドビュー、マルチストリーミング対応)「VP2120」を2020年1月16日に発売する。希望小売価格は税別199,000円。
VP2120は、ビデオマトリックススイッチャー、クワッドビュー・マルチストリーミング、オーディオDSP、およびコミュニケーションプラットフォームの機能を1台のデバイスに統合したシームレス・プレゼンテーションスイッチ。ストリーミング入力ソースのシームレス切替機能、オンラインでの情報交換機能、およびモバイルデバイスのワイヤレス接続を可能にするネットワーク機能を特長とするVP2120およびATENビデオプレゼンテーション制御アプリは、短い時間でのキャッチアップ、迅速なミーティング、即時ブレーンストーミング、スタンディング・ミーティング、またはアドホックコールが必要な場合にいつでも、ワイヤレスBYOD(持ち込みデバイス)を使った連携をサポートするとしている。
VP2120リアルパネル
VP2120を使用すると、参加者はノートパソコン、タブレット、およびスマートフォンからワイヤレスで会議に参加可能。コンテンツ共有は、Web GUIまたはApple/Android対応の制御アプリから行える。
最大4人の参加者間での、双方向コンテンツストリーミングを使った連携を効率的に処理。「共有開始」ボタンをクリックすると、ノートパソコンやモバイル端末からプレゼン用コンテンツをストリーミング。また、「Go Live」をクリックすると、参加者に対して、プレゼン用コンテンツがリアルタイムでストリーミング配信され、ストリーミング配信されたコンテンツは、すべての参加者のデバイスで表示可能。
製品に搭載されたマルチビューモードを使うと、最大4系統のストリーミング入力ソースを同じ画面上でクワッドビューで表示し、使用可能なソースの数に合わせてレイアウトを流動的に調整できる。参加者は、議論の進行状況に従って、ストリーム入力ソースを選択して拡大したり、フルスクリーン表示したりするなど、スムーズなプレゼンテーションが行えるという。VP2120の主な特長は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
①優れたA/Vルーティング
- 1系統のHDMI入力、2系統のHDMI出力、および4系統の双方向ストリーミングに対応(マトリックス表示対応)HDMIオーディオ・ディエンベデッド対応
②シームレスなBYOD連携
- ストリーミング入力:最大4系統のストリーミング入力コンテンツを同時に表示し、リアルタイムでの情報共有を実現
- ホワイトボードは、意見交換と情報共有ができるようにリアルタイム書き込みに活用可能
- チャットルーム機能により、テキストのやりとりと情報の共有を強化
③最適な出力の高精細映像
- 解像度:1系統のストリーミング入力で最大1,920×1,080、4系統のストリーミング入力で最大854×480
- EDIDエキスパート(エミュレーション機能):接続機器間でスムーズな電源投入、高品質表示、および最高のビデオ解像度を実現するために、最適なEDID設定を自動的に選択