株式会社シグマは、FF High Speed Prime Line「/i Technology」対応PLマウントを2020年2月7日に発売することを発表した。以前、2019年末より順次発売予定としていたもの。希望小売価格は以下の通り。
- 14mm T2 FF:税別650,000円
- 20mm T1.5 FF:税別462,000円
- 24mm T1.5 FF:税別462,000円
- 28mm T1.5 FF:税別462,000円
- 35mm T1.5 FF:税別462,000円
- 40mm T1.5 FF:税別462,000円
- 50mm T1.5 FF:税別462,000円
- 85mm T1.5 FF:税別462,000円
- 105mm T1.5 FF:税別650,000円
- 135mm T2 FF:税別650,000円
ラージフォーマットかつ8K撮影に対応する解像感と、コンパクトなサイズ感を実現したFF High Speed Prime Line。この単焦点ラインアップに、Cooke社の通信規格「/i Technology」に対応した、電子接点付きPLマウントが追加された。
「/i Technology」対応のシネレンズを、同一規格採用のシネマカメラで使用することで、距離、焦点距離、絞り値などレンズ側の撮影メタデータを表示・記録することが可能。これにより、ポストプロダクションにおける合成作業を効率化でき、特に詳細な撮影データを必要とするVFXなど最新の映像制作に適しているとしている。
また、2020年公開予定の「トップガン マーヴェリック」の撮影には、FF High Speed Primeから「/i Technology」対応の試作機が採用されるなど、新しいArt Primeはすでに映画制作で実用化されているという。