米ソニーエレクトロニクスによると、Netflixはソニーの「PXW-FX9」をポストテクノロジーアライアンスに承認したことを発表したという。Netflixのプログラムは、解像度、画質、収録要件の技術基準を満たす認定カメラで収録されている必要がある。FX9はこの提携に参加するソニー8番目のカメラとなる。
IBC 2019で発表されたFX9は、ソニーが開発したXDCAMメモリーカムコーダー。新しく開発された6Kフルフレームセンサーと強化された高速ハイブリッドオートフォーカスシステムを備えている。PXW-FS7およびPXW-FS7M2の成功に基づいて設計されたFX9は、高い携帯性と高度なAFシステム、フルサイズならではの表現力、ハイフレームレートを搭載。また、ソニーのフルフレームシネマカメラVENICEの開発を通じて得られた知見を元に作られた「S-Cinetone」やデュアル・ベースISO(800および4000)を継承しており、品質のコンテンツの収録を可能にしているという。
ソニーのポストテクノロジーアライアンスの他の主なカメラは以下の通り。
- 「VENICE」を含むCineAltaシリーズの4つのシネマカメラ
- スーパー35mmプロ用ビデオカメラ「FS7」「FS7 II」
- マルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-4300」
- 4K HDRショルダーカメラ「PXW-Z450」
ソニーエレクトロニクスのビジネスデベロップメントマネージャー、ダン・ペリー氏は次のようにコメントしている。
究極のドキュメンタリーカメラとしてFX9も例外ではありません。リリース後、すぐにポストテクノロジーアライアンスに受け入れられたという事実はそのコラボレーションの真の証です。