ソニーは、同社のCineAltaカメラ「VENICE」の最新ファームウェアとしてVer.5.01を提供開始した。

同ファームウェアにより、ハイフレームレート機能や、リモートコントローラーからの制御機能、撮影時の基準カラースペースが追加された。その他にも、HD ProRes 4444記録への対応(SxS記録)、撮影補助機能の充実などが含まれる。アップデート内容の詳細は以下の通り。

(以下、同社Webページより引用)

■ハイフレームレート機能の追加
6K 2.39:1 最大90fps
6K 17:9 最大72fps
6K 1.85:1 最大72fps
4K 2.39:1 120fps以下のfpsも選択可能に

■リモートコントローラーからの制御機能の追加
ガンマカテゴリーセレクト、ニー、ホワイトクリップ、ディテール、マトリックス、マルチマトリックス、シーンファイル、テストSAW

■撮影時の基準カラースペースの追加
Rec.2020/HLG、Rec.2020/User Gamma、Rec.709/User Gamma

■HD ProRes 4444記録対応(SxS記録)

■撮影補助機能の充実
上下反転機能(VF/Monitor/SDI/SxS記録)
モニター出力にも拡大機能が使えるように
アサイナブルボタンでNDフィルターのUp/Downが可能に
メディア残量アラームの残量設定が可能に
内蔵ジャイロによりビューファー内にチルト&ロール状態を表示

■ユーザーフレームラインの運用性改善

■Look選択にACESカーブを追加

■カメラ本体からの制御機能を追加

■×1.65デスクイーズ追加

※ハイフレームレート撮影には別売のハイフレームレートライセンスが必要です。
※6K撮影には別売のフルフレームライセンスが必要です。
※アナモフィック撮影には別売のアナモフィックライセンスが必要です。