8K120Hz対応ポータブルカメラ AB-4815
アストロデザイン株式会社の発表によると、韓国の公営放送局である韓国放送公社(以下:KBS)が、8K 120Hz対応ポータブルカメラ「AB-4815」および周辺機器一式を導入するという。納入予定製品は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- 8K120Hzポータブルカメラ「AB-4815」
- 8Kカメラリモコン「RB-4816」
- 高精細ビューファインダー「DF-3516-A」
AB-4815は、アストロデザインが開発した8K120pおよび60pを撮影可能な小型のカメラシステム。韓国では2017年5月より世界初の地上波4K放送が開始され、国を挙げた積極的なコンテンツ産業の振興に取り組んでいる。KBSは音楽番組を8Kで撮影し、自社開発ソフトウェアVERTIGOを利用した顔認識・追従による演者ごとの切り出しを行うため、AB-4815を採用した。
AB-4815で撮影された動画(KBSのKBS Kpop公式YouTubeチャンネルより)。AB-4815で撮影された動画は説明欄に「촬영 : AB-4815 8K Camera, AstroDesign」とクレジットされている(撮影日:2019年11月29日・12月6日、2020年2月28日)
KBSは以下のようにコメントしている。
装備が小型でコンパクトであり、画質が素晴らしく、操作が簡単で現場の撮影監督やスタッフの反応が非常に良いです。前回の撮影で8K映像を活用したVERTIGOによる切り出し映像(メンバー個人映像)がYouTubeで高いビュー数を記録しました。