ミラーレスカメラ「EOS RP」

キヤノンは、レンズ交換式デジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラ)の世界市場において、2003年から2019年まで17年連続で台数シェアNo.1を達成したことを発表した。

2003年9月、黎明(れいめい)期におけるデジタル一眼レフカメラとして、小型・軽量と低価格を実現したエントリーモデル「EOS Kiss Digital」を発売し、市場拡大のきっかけを作り、世界シェアNo.1を獲得。その後もプロ向けのEOS-1Dシリーズや、一眼レフカメラによる動画撮影を普及させたEOS 5Dシリーズなどの時代を切り拓く製品を提案してきたという。

2018年10月には、撮影領域のさらなる拡大と新しい映像表現の可能性を追求した「EOS Rシステム」のフルサイズミラーレスカメラ「EOS R」、および光学技術を最大限に生かしたRFレンズを加え、「EOSシステム」を拡充。2019年には、フルサイズミラーレスカメラ「EOS RP」(2019年3月発売)やデジタル一眼レフカメラ「EOS 90D」(2019年9月発売)をはじめとする製品を発売し、ラインアップの充実を図ることで、2003年から17年連続で世界シェアNo.1を達成したとしている。

また、新開発のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、さらなる高速連写や8K動画撮影を可能としたミラーレスカメラ「EOS R5」を開発中。さらに、「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」を含む9機種のRFレンズを現在開発しており、2020年中の発売を目指している。