株式会社エーディテクノは、3G-SDI Level A/B入出力対応フルHD液晶パネル搭載業務用マルチメディアディスプレイ15.6型「SG1560S」、18.5型「SG1850S」、21.5型「SG2150S」の3機種を2020年5月27日に発売する。希望小売価格はオープン。市場想定価格は以下の通り。
- 15.6型フル「SG1560S」:税別約88,000円
- 18.5型フル「SG1850S」:税別約110,000円
- 21.5型フル「SG2150S」:税別約84,000円
同製品は、フルHD解像度(1920×1080)、広視野角(15.6型:水平170°/垂直170°、18.5型・21.5型:水平178°/垂直178°)および高コントラスト(15.6型:800:1、18.5型:1000:1、21.5型:3000:1)のLED液晶パネルを採用し、SDI・HDMI・DVI-D・VGA・Sビデオ・コンポジットビデオ(BNC)入力の各端子を搭載した業務用マルチメディアディスプレイ。
SDI信号はSMPTE 424M/SMPTE 292M/SMPTE 259M入力に対応。3G-SDI信号はLevel AとBの異なるマッピング方式に対応するほか、入力されたSDI映像信号をそのままパススルー出力できるSDI出力端子も搭載されているので、モニター同士のデイジーチェーンも可能。HDMI接続では最大1080p 60まで、VGA接続では最大1920×1080までの映像信号入力に対応する。また、HDMI端子はBlu-ray等のコンテンツ不正コピー防止する著作権保護技術が使用されたコンテンツを表示するHDCP(High bandwidth Digital Content Protection)にも対応。
PinP機能とPbyP機能で2つのソースを同時表示
2つの異なった(デジタルアナログ)映像信号の同時表示に対応し、小窓で映像表示するPinP機能と、画面を左右に分割して表示するPbyP機能を搭載。監視カメラとパソコン画面を同時に表示させてモニタリングする場面などでも活用できるとしている。
全モデルにて筐体に堅牢なメタルハウジングを採用し、長時間使用に耐えられるタフネス設計で24時間連続稼働が可能。本体には持ち運び時に便利なキャリングハンドルを搭載している。また、背面中央部分にはVESA規格100x100mmの壁掛け用ネジ穴を搭載しており、市販のスタンドや壁掛け金具での設置も可能。
同製品ではHDMI・Sビデオ・コンポジットビデオ入出力(BNC)・音声入出力(RCA/3.5mm)・電源の各接続端子の脇に搭載された専用挿し込み穴へ、付属のケーブル固定クランプを装着し接続ケーブルを固定することでケーブルの不意な脱落や緩みを防止可能。
(左)SGシリーズ専用直立スタンド「SG_STD」(右)SGシリーズ専用ACアダプターホルダー「HLDR_001」別売オプションとして、SGシリーズ専用直立スタンド「SG_STD」(税別約5,000円)とSGシリーズ専用ACアダプターホルダー「HLDR_001」(税別約2,500円)をラインナップ。専用直立スタンドを使用することで背面VESA100x100mmのネジ穴フリーにしたままディスプレイ本体を自立させることが可能。専用ACアダプターホルダーは背面VESA100x100mmのネジ穴を利用して付属品ACアダプターを格納し配線回りをスッキリさせる。SG_STDとHLDR_001は併用可能。