DJIは、SNSに1日1回以上アクセスする10代~40代の男女400名を対象に「Vlogに関する意識調査」を実施した。
同調査では、全体の62%の人が動画コンテンツを「ほぼ毎日見る」と回答し、特に10代では90%という結果が明らかになった。5G時代に突入すると動画配信の通信速度は現在の100倍になるといわれている。時間がかかっていた動画読み込みも一瞬となれば、今まで以上に動画を見る回数も増えていくと考えられる。
そんな中「Vlog」に関する認知度は全体では31%で、年代別で見てみると、10代での認知度は約半数の49%、20代で32%、30代では31%、40代では10%と年代によって顕著な差が生まれた。この結果から、デジタルネイティブによるSNSブームの取り込み速度の速さが伺える。
自身で撮った動画をSNSに「投稿したことがある」人の割合も、年代が下がるにつれ高い回答となった。全体でも半数以上の53%が投稿経験者という結果だという。しかし「Vlogに対してどのような行動をしたか」という問いには、「投稿したことがある」と回答した人は全体のわずか9%だった。
実際に「Vlogを投稿したことがある」人の中で、月に2回以上投稿している人は68%。性別で見ると、週に2・3回以上と答えた人の数は、女性の33%に対し、男性は約2倍となる64%。おしゃれで凝った編集を行いたい女性に比べ、男性はリアルタイムで“撮って出し”が多いのかもしれない。
動画投稿時に関する不満(投稿をしたことがない人にはハードルになっていること)としては、「不満がない」を除くと、「編集が難しいこと」、「映したくないものが映ってしまうこと」がランクイン。
Vlogを視聴したことがある、と回答した人によく見る動画を聞いたところ、1位「部屋での様子」、2位「旅行の様子」、3位「料理を作っている様子」というランキングになった。
また、今撮りたい動画のランキングは1位「子どもやペットの動画」、2位「自撮りしながら街歩きしている動画」、3位「空撮動画」という順位に。3位の空撮は、航空法の適応外となる超小型のドローン(模型航空機)が販売されていることもあり、以前に比べ格段にハードルが下がったようだ。
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