NAB Showの新しいデジタル体験「NAB Show Express」が2020年5月13日~14日に開催される。登録受付は、4月20日に同Webページで開始される。

「NAB Show Express」はWebでNABshowを体験できるコンテンツで無料開催される。NAB Show Expressでは、3つのユニークな教育チャンネル、オンデマンドコンテンツ、出展企業の製品情報、発表、デモを掲載した専用ソリューションマーケットプレイスを提供する。

「BEIT Express」は、放送技術と情報技術に焦点を当てたチャンネル。NAB Show Experienceでは、さまざまな教育セッション、新製品や新サービースのショーケース、業界の先駆者へのインタビューなどを提供する。また、Broadcastcast Beatが制作したNAB Show Live Special Editionでは、NAB Showコミュニティのインフルエンサーとの会話を紹介。各チャンネルは毎日8時間のコンテンツを配信し、世界中のNAB Show視聴者に対応したオンデマンド配信を行う。NAB Show Expressでは、NAB Showの特徴であるポッドキャストを提供し、関連するテーマを取り上げ、著名なスピーカーを紹介する。

同デジタルプラットフォームでは、インタラクティブなパネルや、NAB社長兼CEOのゴードン・スミス氏の講演「State of the Industry」など、もともとラスベガスで開催されたNAB Showで予定されていたセッションの一部を含む、100以上の教育セッションを提供。教育パートナーには、Advanced Imaging Society、Advanced Television Systems Committee (ATSC)、Broadcast Education Association (BEA)、Future Media Conferences (FMC)、#GALSNGEAR、Hollywood Professional Association (HPA)、International Trade Association for Broadcast and Media Technology Suppliers (IABM)、North American Broadcasters Association (NABA)、Society of Broadcast Engineers (SBE)などが含まれており、その中には、NABの社長兼CEOであるゴードン・スミス氏が業界の現状について講演するなど、NAB Showラスベガスで独自に開催されていたパネルや厳選されたセッションも含まれている。

無料の「NAB Show Express Solutions Marketplace」では、出展者のプロフィール、企業主催のイベント、記者会見、新製品や出展者のニュースに興味のある方向けの特別オファーなどを提供。また、業界関連のホワイトペーパー、記事、ウェビナー、ガイド、調査レポートなどのリソースも、登録した人が利用できるようになる。

さらに、NAB Show Expressでは、3つの独立したトレーニングおよびエグゼクティブ・リーダーシップ・イベントを開催予定。エグゼクティブ・リーダーシップ・サミット(5月11日)は、Varietyとの提携により開催。サイバースセキュリティ&コンテンツ保護サミット(5月12日)は、コンテンツ配信&セキュリティ協会(CDSA)およびメディア&エンターテインメントサービスアライアンス(MESA)との提携により開催され、登録料が必要。And Post | Production World Online(5月17日~19日)は、Future Media Conferences (FMC)とのパートナーシップにより制作され、登録料が必要となる。