EIZOは、映像制作向けの4K HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3146」を2020年6月25日に発売することを発表した。希望小売価格はオープン、同社オンラインショップでの販売予定価格は税込3,278,000円。以前、2020年5月に発売としていたもの。
CG3146は、ColorEdge PROMINENCE CG3145-BSの後継機種であり、映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用するHDR対応のリファレンスモニター。1000cd/m2の高輝度表示を正確に測定できるEIZO独自のキャリブレーションセンサーを、HDRリファレンスモニターとして初めてモニター筐体上部に内蔵。無償の専用カラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」を使用することで、手間なく目的に沿った表示に画面を調整可能。また、定期的な再調整を自動で実施するため、経年変化による輝度や色度のずれを補正し、常に正しい表示を保つという。
12G-SDIまで対応の入力/出力端子を1系統、3G-SDIまで対応の入力/出力端子を3系統の計4系統のSDI端子を搭載。12G-SDI入出力では、同軸ケーブル1本で4K信号を伝送する。SDI出力端子を備えた撮影カメラと直接接続できるため、撮影現場での映像確認やリファレンスに有効だという。また、既存の4K機器との接続に、4系統すべてを使ってQuad Link 3G-SDI接続も可能(Quad Link 3G-SDIの伝送方式は2SI(2 Sample Interleave)のみ対応)。