キヤノンは、同社のデジタルシネマカメラ「EOS C300 Mark III」を2020年6月18日に発売することを発表した。希望小売価格はオープン。市場想定価格はボディーのみで税別1,200,000円前後。以前、2020年6月下旬に発売としていたもの。
EOS C300 Mark IIIは、1つの画素出力に対して異なるゲインで出力することで、低ノイズのHDR動画を生成する新開発の4Kスーパー35mmのCMOSセンター「DGOセンサー」を搭載。明るい部分は飽和優先アンプの画像を使い、暗い部分はノイズの少ないノイズ優先アンプを使うことで、撮影した画像をHDR合成し低ノイズを実現。明暗差の大きい環境でも、像ズレがなく、豊かな階調を持つ4K/60Pの映像撮影が可能だとしている。本体寸法は、約幅153mm×高さ148mm×奥行き168mm、本体質量は約1,750g。