カールツァイス株式会社は、ハイエンドシネプライムレンズシリーズ「ZEISS Supreme Prime」に、新たに1本の焦点距離「Supreme Prime 40mm T1.5」の追加を発表した。また、同時にこれまで発売が待たれていた、2本の焦点距離「Supreme Prime 18mm T1.5」と「Supreme Prime 200mm T2.2」の出荷時期を発表した。出荷時期と希望小売価格は以下の通り。
Supreme Prime 40mm T1.5
- ドイツ本社工場出荷開始予定:2020年9月
- メーカー希望小売価格:税別2,025,000円
Supreme Prime 18mm T1.5
- ドイツ本社工場出荷開始予定:2020年9月
- メーカー希望小売価格:税別2,835,000円
Supreme Prime 200mm T2.2
- ドイツ本社工場出荷開始予定:2020年9月
- メーカー希望小売価格:税別3,375,000円
Supreme Prime 40mm T1.5は、15mmから200mmをカバーする全13本のレンズシリーズとして2018年に発表された「Supreme Prime」14本目のレンズ。同シリーズ発表後、多くの現場から寄せられた「35mmと50mmの間を埋めたい」という要望に応えるべく、新たに開発されたという。
Supreme Prime 18mm T1.5は、スーパー35mm判では12mmに相当する超広角レンズながら、T1.5開放から実用になるシャープネスと歪みの抑制を両立したレンズ。Supreme Prime 200mm T2.2は、ズームレンズとは一線を画す透明感ある映像表現、浅い深度とオーバー135mmならではの圧縮感により、背景から主題をくっきり浮き立たせて描くことができるとしている。