パナソニック株式会社は、こだわりの高画質・高音質でVlog撮影を楽しめる小型・軽量サイズのミラーレス一眼カメラとして「LUMIX DC-G100」(以下:G100)を2020年8月20日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は以下の通り。

  • Vキット「DC-G100V」:税別102,000円前後
    標準ズームレンズ「H-FS12032」(LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.)、トライポッドグリップ「DMW-SHGR1」付属
  • Kキット「DC-G100K」:税別97,000円前後
    標準ズームレンズ「H-FS12032」(LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.)付属
  • トライポッドグリップ「DMW-SHGR1」:税別9,800円前後

本体は付属レンズH-FS12032を装着してもわずか約412gと軽量コンパクト

G100は、撮影シーンに合わせて最適な音声記録を5つの指向性のモードから選択できる内蔵マイクを新搭載。Nokia社製のOZO Audioを採用した内蔵マイクは、カメラがシーンに合わせて自動調整するオートモード、風景や街中などを撮影するときに前後左右360°の広い範囲を収音するサラウンドモード、カメラ前方の音声を明瞭に収音するフロントモード、レンズの画角や被写体の位置に合わせて(顔・瞳認識AF使用時)最適な収音範囲に自動調整するトラッキングモード、撮影しながらでもカメラ後方の音声を収音できるナレーションモードが選択可能。外付けマイクを用意しなくても、カメラの内蔵マイクだけで高音質で臨場感あふれる音声記録が可能だとしている。

動画記録時、自分撮りでも複数人数での撮影でも顔・瞳認識AFに連動して、自動で被写体に合わせた最適な音声記録ができるマイクモードを搭載しており、カメラまかせでも質の高い撮影が可能(オートモード、トラッキングモード選択時)。

高精度なジャイロセンサーが細かなブレを検知し、カメラ本体に搭載した5軸の電子手ブレ補正と、レンズに搭載した2軸の手ブレ補正(O.I.S.)が連動して手ブレを抑制する新たな5軸ハイブリッド手ブレ補正を実現。動画記録における歩き撮り時の大きな手ブレや、自分撮り時の細かな手ブレをしっかり補正する。

LCDを反転させるだけで自動でVlogに最適な設定で撮影可能

モニターを自分に向けて回転するだけですばやく自撮りモードに切り替わり、被写体のピントの背景抜けを抑えながら背景もしっかりと捉え、同時に被写体の露出もカメラが自動調整するので、Vlogなどの動画自撮りを強力にサポートするとしている。

スロー&クイック動画で簡単に個性的な動画が撮影可能

モードダイヤルからすぐにアクセスできるスロー&クイックモードを搭載。約1/4倍のスローモーション動画(FHD 30p設定時)や、約8倍のクイックモーション動画(FHD 60p/30p設定時)などを簡単に設定可能。

SNSのアスペクトを撮影中に表示することで完成形をイメージしながら撮影できる

SNSで使用される1:1/4:5/16:9や、縦撮り動画用の9:16のアスペクトをはじめ、4:3/5:4/2.39:1/2.35:1/2.00:1/1.85:1の全10種類のフレーム表示が可能で、最終完成をイメージしながら撮影が行える。

トライポッドグリップ「DMW-SHGR1」

Vキット(DC-G100V)に付属するトライポッドグリップは、動画記録ボタン、静止画シャッターボタン、スリープボタンを搭載し、快適なVlog撮影をサポート。またミニ三脚としても使用可能で、カメラを固定した撮影でも活用できる。

3.0型フリーアングルモニターは、高輝度で約184万ドットと視認性も高く、構図にこだわったハイアングル・ローアングル撮影からVlog動画撮影の自分撮りまで幅広く対応。ファインダーは、倍率約1.46倍の約368万ドット相当と明るく見やすい仕様。

高い解像力をもつローパスフィルターレスの20.3M Live MOSセンサーとマルチプロセスNRにより、解像度・質感を維持しながらノイズを抑え、さらにモアレや偽色も低減処理で効果的に抑えることが可能なヴィーナスエンジンを搭載。イメージセンサーは光学ローパスフィルターを取り除くことで、よりダイレクトにセンサーが光を感知でき、映像の高解像化を実現している。このセンサーと画像処理エンジンにより階調特性・色再現性などを実現し、日常のスナップから旅先の風景まで幅広い撮影シーンで美しく忠実に描写するとしている。

スマートフォンとの連携も容易で、ワンタッチでリモート撮影が可能なスマートフォン用アプリ「LUMIX Sync」と連携可能