ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 16.2.4およびDaVinci Resolve Studio 16.2.4を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。

同アップデートでは、EOS-1D X Mark IIIおよびEOS R5カメラのRAWクリップに対するディベイヤー処理のサポートが改善され、DaVinci Resolveでより高品質のイメージが得られるようになった。また、カットページのタイムライン、ビューア、同期ビンにおける再生ヘッドの同期もより正確になったという。HDRプロジェクトでワイプを使用する際のトーンマッピングも向上し、LinuxおよびWindowsにおけるKakadu JPEG 2000のデコード処理も高速化。Blackmagic RAW 1.8のサポートも追加さた。

さらに、キーフレーム編集後のプロジェクト保存に影響していた問題にも対処し、スクロール時の波形表示も改善。FusionコンポジションのアルファチャンネルもEXRクリップで正確に表示されるようになり、コンバイナー(Combiner)ノードのプレビューも改善。カスタムFusionツール使用時のレンダリング時間も短縮さている。