SoVeC株式会社は、VR空間共有技術を活用したバーチャル展示会プラットフォーム「そのまま展示会」のサービス受付を2020年7月21日より開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの人が密集するリアルイベントや展示会の開催中止、延期が続く中、オンラインによる展示会のニーズが高まっている。しかし、現状開催されているオンライン展示会では、出展社の情報がリスト形式で掲載されているにとどまるWebサイトが多くみられる。一方で、VRを活用した空間デザインによるオンライン上での展示会を実現するには多くの時間とコストが発生し、また閲覧にはある程度の慣れが必要とされるなどの課題があった。
「そのまま展示会」参考デモ動画
SoVeCが提供する「そのまま展示会」は、オンライン上で最新のxR技術を駆使したバーチャル展示会の場を、低コストで簡単に再現できるとしている。「そのまま展示会」では、オンライン会場内に3DCGで実際のモニターやパネルなどを忠実に再現したブースの設置や、会場や出展社のブース内にてアバター同士で商談や連絡先交換など、あえて実物そっくりに“そのまま”の展示会のリアリティを徹底追求し、出展社も来場者も従来のリアルな展示会と同様の体験が可能だという。
なお、同サービスはラストマイルワークス株式会社のクラウド型VR空間共有プラットフォーム技術を用いている。「そのまま展示会」の概要は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■主な機能
- オンライン商談機能:アバター同士でボイスチャットやメッセージによるチャットの実施
- 外部ツール連携:Zoomをはじめとしたコミュニケーションツールとの連携
- ポップアップ機能:チラシ・パンフレットや、ウェブサイト、説明動画、3Dデータなどの埋め込みが可能
- 連絡先交換機能:バーチャル空間上での連絡先交換
- ブースのカスタマイズ:出展社はオプションでブースのカスタマイズが可能
- マルチデバイス対応:Windows/Mac/Oculus Riftに対応(その他のVR機器やiOS、Androidにも対応予定)
■提供方法
- 専用PCアプリケーションcomony(Windows、Mac)
- ウェブブラウザ(Google Chrome、他)
■「そのまま展示会」サービスに関するお問い合わせ
sonomama@sovec.net