株式会社日本HPは、幅広くクリエイター向け製品のラインアップを強化しており、薄型軽量設計のモバイルワークステーション「HP ZBook G7」シリーズを2020年8月上旬から順次発売する。
HP ZBook G7シリーズは、NVIDIA GeForceを採用し、NVIDIA Quadro RTX4000を搭載したモバイルワークステーション「HP ZBook Studio G7」とクリエイター向け15インチノートPCとして世界最小となる「HP ZBook CreateG7」の2機種。また、多様化する在宅勤務の需要にも対応する、薄型軽量のモバイルワークステーション「HP ZBook Firefly」シリーズも発売する。希望小売価格は以下の通り。
- 「HP ZBook Studio G7」希望小売価格:320,000円~(8月下旬発売)
- 「HP ZBook Create G7」希望小売価格:226,000円~(8月下旬発売)
- 「HP ZBook Firefly 14 G7」希望小売価格:185,000円~(8月上旬発売)
- 「HP ZBook Firefly 15 G7」希望小売価格:188,000円~(8月上旬発売)
すべてのHP ZBook G7シリーズは、プロが必要とするパフォーマンス、信頼性とセキュリティを薄型コンパクトデザインに搭載す。第10世代インテル CoreTMプロセッサーとNVIDIA グラフィックスを搭載し、MIL-STD 810Gテストにも準拠している。モバイルワークステーションとして「HP Sure Start Gen 6」でファームウェアやマルウェアの攻撃から保護する。
HP ZBook Studio G7/HP ZBook Create G7は、同一の筐体にNVIDIA GeForceとNVIDIA Quadroグラフィックスをそれぞれ搭載。両製品は、米国の電子製品環境評価基準「EPEAT」のゴールドを達成し、オーシャンバウンド・プラスチックを使用したモバイルワークステーション。
NVIDIA Quadro RTX4000グラフィックスを搭載するHP ZBook Studio G7は製造業や建設業でのデザインやリアルタイムレンダリング、VRまでの用途に最適だという。
NVIDIA GeForce RTX 2070およびRTX 2070 Superグラフィックスを搭載するHP ZBook Create G7は、高精細4K OLEDディスプレイが選択可能で、4K/8K動画編集からYouTuber、3D CG、VRコンテンツ制作まで、幅広いクリエイターをサポートするとしている。
HP ZBook Fireflyシリーズは、NVIDIA Quadro P 520グラフィックスと最大6コアの第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載。薄型軽量設計ながら、ユーザーは複数のアプリケーションでシームレスに作業を行えるパワーを搭載しているという。HDR 400 4K UHDディスプレイは、550nitの輝度を実現。
14インチの「HP ZBook Firefly 14 G7」は、最小最軽量のモバイルワークステーションで、場所を選ばずクリエイティブ作業が可能だという。
15.6インチの「HP ZBook Firefly 15 G7」は、薄型軽量な筐体にテンキー付きキーボードを搭載。設計者やクリエイターをはじめ高性能なPCを必要とする業務のリモートワークを実現する。