SGO社は、AJA Video Systems社との提携により、サブスクリプション方式の万能なフィニッシング用ソフトウェア・ソリューション「Mistika Boutique」が、最新バージョンのMistika10のリリースと共に、AJA社のThunderbolt接続のポータブルI/Oデバイス「T-TAP」をサポートすると発表した。

Mistika Boutiqueは、VFX、カラーグレーディング、ステレオ3D、VRなどのコンフォームから、広範囲の作業をカバーするプロ仕様のフィニッシングツール。WindowsおよびmacOSで利用可能なサブスクリプション方式のフィニッシング向けソフトウェアで、業界標準のハードウェア製品と組み合わせて動作するよう設計されている。

AJA社のビデオ/オーディオ出力デバイスT-TAPは、互換性のあるMacまたはWindowsマシンから、エンベデッドオーディオを含んだ10-bit HD、SD、HDR、2Kなど、プロフェッショナル向けのビデオモニタリングを実現する。T-TAPとMistika Boutiqueの組み合わせによって、MacやPCからの出力を適切なディスプレイに送り出し、よりフィニッシング性能を高めるコスト効率の高い新しいオプションをユーザーに与えるという。

SGO社のマネージングディレクターGeoff Mills氏は以下のようにコメントしている。

Mistika Boutiqueは、あらゆるポストプロダクション環境向けに開発されています。スペースの限られたスタジオやフリーランスのアーティストでも、Mistika Technologyソフトウェアが提供する機能を最大限に活用できる製品で、お好みのハードウェア製品と組み合わせて作業できる柔軟性が加わりました。T-TAPは直感的に利用できる、非常に費用対効果の高いデバイスで、ラップトップやコンピューター上で2Dや3D、さらにはVRコンテンツまでフィニッシングを行うMistika Boutiqueのユーザーには、最適な製品です。

以前もAJAと連携し、KONAおよびCorvidカードと、当社のハイエンド製品であるフィニッシング用ターンキーシステムMistika Ultimaとの統合を実現しました。なのでMistika BoutiqueがT-TAPに対応することは、自然な成り行きでした。AJAとの協業は以前から光栄に思っていますし、何も心配する必要のない、品質の高い製品とサポートを当社のお客様に提供できると手応えを感じています。