ITGマーケティング株式会社は、Samsung NVMe M.2 SSD「970 EVO Plus」の500GBモデルと1TBモデルに「AOTECH社製USB 3.1 Gen 2接続NVMe M.2 SSD外付けケース」をバンドルしたモデルを2020年8月上旬に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は500GBモデルが税込16,580円、1TBモデルが税込27,580円。
同バンドルモデルは、AOTECH社製「AOK-M2NVME-U31G2」の採用、JMicron社製チップ「JMS583」を搭載し、USB 3.1 Gen 2(最大10Gbps)に対応したNVMe M.2 SSDをUSBに変換できる外付けケース。アルミ筐体による冷却設計で、ケースの大きさは長さ105mm×幅35mm×厚さ11mm、重さは52g。バスパワー仕様で、付属のUSB 3.1 Type C to AケーブルでUSBポートに接続することでそのまま使用可能。プラスドライバーが付属しており、ケースへのSSD取り付け、取り外しが簡単に行える。
PCIe Gen.3 x4に対応したV-NAND搭載のNVMe M.2 SSD「970 EVO Plus」は、Intelligent TurboWriteにより書き込み速度の高速化を実現。シーケンシャル読み出し速度が最大3,500MB/s、シーケンシャル書き込み速度は、1TBモデルで最大3,300MB/s、500GBモデルで最大3,200MB/s。
Samsung SSDに対応したデータ移行ソフトウェア「Samsung Data Migration 4.0」は、メーカーWebサイトより無償でダウンロードでき、OS、ソフトウェア、およびユーザーデータを含むすべてのデータを、既存のストレージデバイスからSamsung SSDにすばやく、簡単、安全に移行できるように設計されている。970 EVO PlusとNVMe外付けケースがセットになった同製品と、最新のデータ移行ソフトウェア「Samsung Data Migration 4.0」を組み合わせることでUSB接続でのNVMe M.2 SSDのデータ移行も簡単に行えるとしている。
また、970 EVO Plusへの換装後、手元に残ったSSDなどを外付けケースに入れて使用することで、USB 3.1 Gen 2接続の外付けドライブとしても使用可能だという。