ファームウェア アップデート1.3.0をリリース
ハッセルブラッドは、X1D II 50Cおよび907Xスペシャルエディションのファームウェアアップデート1.3.0を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。X1D II 50Cと907Xスペシャルエディションでの改善は以下の通り。
- カメラのライブビュー画面でISOおよびホワイトバランスを設定:タッチ操作で、カメラのライブビュー画面から直接、ISOおよびホワイトバランスを設定可能
- より高速なバッテリー充電:付属の充電器を使用時に、3400mAhバッテリーの充電時間が20%短縮される。
907Xスペシャルエディションでの改善は以下の通り。
- 新しいアクセサリーとの互換性:907Xスペシャルエディションと新しいアクセサリーのコントロールグリップとオプティカルビューファインダーとの互換性が追加された。
907Xスペシャルエディションのアクセサリー発表
907Xスペシャルエディションのアクセサリー2製品も発表された。予約受付と出荷に関しては未定。希望小売価格はオープン。希望小売価格は以下の通り。
- 907Xスペシャルエディション コントロールグリップ:税別112,000円
- 907Xスペシャルエディション オプティカルビューファインダー:税別73,000円
907Xスペシャルエディション コントロールグリップは、ダイヤル操作による絞りシャッタースピードなどの変更だけでなく、ジョイステックによってオートフォーカスポイントも調整可能。そのほかにボタン操作でも撮影画像の表示やメニューオプションにアクセスできるという。コントロールグリップの4つのボタンはすべてカスタマイズ可能で、30の異なる機能から自由に選択可能。アイレベルまたはウエストレベルでの撮影やカメラの縦位置、横位置に関係なく、オールラウンドなバランスを提供し、また簡単なクリックで主要な設定の調整が行える。寒い天候下で手袋を着用して撮影する際に、タッチスクリーンの代わりとしても有効だとしている。
907Xスペシャルエディション オプティカルビューファインダーは、アイレベルでの撮影を容易とする。コールドシューアダプターを介して907Xスペシャルエディションと簡単に取り付けることができ、広い視野角の内部にはXCD 20、30、45mmの画角を表すフレームとオートフォーカスや構図に参照できる中央部を表すマーキングが施されているという。