ローランド株式会社は、同社の4K HDRマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-600UHD」のファームウェアVer.2.00を公開した。同社Webページより無償でダウンロード可能。V-600UHD Ver.2.00は以前、2020年夏頃に公開予定と発表していたもの。
「V-600UHD Ver.2.00」紹介動画
アップデート内容は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■機能追加
- Canon社製カムコーダーの顔認識情報を取得し、V-600UHDのROI機能を制御できる「Automatic ROI」機能を搭載しました。対応ビデオカメラは、 V-600UHD Ver.2.0カメラ・リモート・コントロール対応情報でご確認ください。
- Canon社製カムコーダー、JVCケンウッド社製PTZカメラおよびカムコーダー、Panasonic社製PTZカメラ、VISCA over IP対応ビデオカメラ(SONY社製PTZカメラ等)、PTZOptics社製PTZカメラ、Avonic社製PTZカメラを操作できる機能を追加しました。対応ビデオカメラは、V-600UHD Ver.2.0カメラ・リモート・コントロール対応情報でご確認ください。
- マルチ・ビュー・モニターに表示されるラベルの表示のオン/オフ、位置、大きさ、背景の透過度を変更できるようにしました。
- 解像度やAUXソースの選択などの情報をマルチ・ビュー・モニターにStatus Barとして表示できるようにしました。
- メモリーから指定した設定だけを読み出すRecall Safe機能を追加しました。
- 起動時に読み出すメモリーを指定する機能を追加しました。
- 誤操作を防止するパネル・ロック機能を追加しました。
- USERボタンでマルチ・ビュー・モニターのStatus Bar表示のオン・オフ、静止画選択の変更を行える機能を追加しました。
- Setupメニューのカテゴリーを再構築しました。
■不具合修正
- Input ScalerのZoomが100%以上の場合に、[POSITION]スティックでROIの位置調整の不具合を修正しました。