Media Bridge WEBブラウザ
パナソニック株式会社は、カメラレコーダー、リモートカメラ(AW-UE100W/K)、スマートフォンなどの撮影機器からライブ収録・配信・機器監視・コンテンツ管理をリモート化し、撮影現場と制作をシームレスに繋ぐメディアレスな環境の提供を可能にするIoTクラウドプラットフォーム「Media Bridge」を2020年8月に発売する。希望小売価格はオープン。
Media Bridgeは、クラウド上から撮影機材のステータス(状態・位置情報など)確認・制御が可能、YouTube、Facebookなどへのストリーミング配信、ファイル転送、ストリーミング収録などのリモート操作を実現。一般回線とウェブブラウザでアクセス可能と、いつでも、どこからでも可能なリモート映像制作を実現するとしている。
パナソニックのカメラレコーダー、リモートカメラ(AW-UE100W/K)、または他社製ネットワーク対応カメラ(ソフトウェアのバージョンアップで将来対応予定)、スマートフォンなどの様々な撮影機材からの映像入力に対応。ファイル転送においてライブに近い映像転送を可能にするニアライブ転送機能装備。AWS(Amazon Web Services)だけでなく、オンプレミス(Linux Server)に対応しており、プライベートネットワーク環境での運用が可能。
放送業務用、高画質低ビットレートファイルからMXFファイル(P2HD)、高画質4Kファイルまで対応。P2HDシリーズ・CXシリーズカメラレコーダーから自動転送された収録ファイルのアーカイブが可能(CXシリーズの収録ファイルの自動転送、4K60pライブストリーミングは将来対応予定)。また、カメラへメタデータ(番組情報や取材者情報)のアップロードができ、CXシリーズカメラレコーダー/リモートカメラ(AW-UE100W/K)からの高画質4K60pライブストリーミングに対応している。ースにした信頼性と安定性。
■機能対応表
撮影端末 | 状態管理※6 | ファイル転送 | ストリーミング | |||
プロキシファイル (低ビットレート) |
高画質切出しファイル | 高画質ファイル (4K含む) |
配置コントロール | クラウド収録 | ||
P2カメラ レコーダー※1 |
● | ● | ● | – | ● | ●※7 |
CXシリーズ カメラレコーダー※2 |
● | ●※7 | – | ●※7 | ● | ●※7 |
リモートカメラ※3 | ● | – | – | – | ● | ●※7 |
スマートフォン※4※5 | ● | ● | – | – | – | – |
他社カメラ | – | – | – | – | – | ●※7 |
※2:対応品番:AJ-CX4000GJ、AJ-CX350
※3:対応品番:AW-UE100W/K
※4:専用のアプリケーション:Media Bridge Mobileのインストールが必要
※5:対応端末:iPhone
※6:管理できる項目はカメラのモデルやバージョンによって異なる
※7:ソフトウェアのバージョンアップで将来対応予定