ソニーは、同社のデジタルシネマカメラ「VENICE」の最新ファームウェアアップデートVer 6.0を2020年11月に、カムコーダー「FX9」の最新ファームウェアVer 3.0を2021年にリリースする。詳細は以下の通り。
(以下、同社Webページより引用)
■VENICE Ver 6.0(2020年11月リリース予定)
ハイフレームレート撮影※
- 5.7K 16:9 最大72fps
- 3.8K 16:9 最大110fps
- 4K 6:5 最大72fps
モニタリング機能
- ビューファインダー映像の3D LUT対応
- ARTファイル対応
- SDI 1~4 3G-SDI レベルA/B切替対応
撮影機能
- ジャイロ情報をメタデータへ付加
- フジノン プレミスタ ZEISS eXtended Data対応
その他
※X-OCN/RAW記録時は上記最大fpsで撮影が可能です(6K 3:2 X-OCN XTのみ最大30fpsまで)。XAVC 4KおよびProRes記録時は最大60fpsとなります,br /> ※ハイフレームレート撮影モード時、4Kスルーアウト出力の映像が乱れる場合があります(記録映像には影響ありません)
- RECビープ音ボリューム調整
- セカンドユーザーフレームライン
- 9:16および1:1プリセットフレームライン
- All File読み込み時のCamID、Reel維持
- ゲンロック&TCロック ステータスのOSD表示
- ユーザーボタンでのデスクイーズON/OFF
- RCP接続時のCALL機能
フルフレーム撮影、アナモフィック撮影、ハイフレームレート撮影にはそれぞれ別売のフルフレームライセンス、アナモフィックライセンス、ハイフレームレートライセンスが必要となります
■FX9 Ver 3.0(2021年リリース予定)
Ver3.0ではさらに使い勝手を向上し使用用途を広げるべく、ソニー製カメラをリモートコントロールするS700PTPプロトコル※への対応や、スーパー16mmレンズの画角に対応するセンタースキャンモード搭載、B4レンズへの対応(専用アダプター別売)などを予定しています。
※S700PをTCP/IPで実現したプロトコル