キヤノンは、RFマウントを採用した同社のデジタルシネマカメラ「EOS C70」でEFレンズを装着できるマウントアダプター「EF-EOS R 0.71×」を2020年11月下旬に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税別約8万円。
EF-EOS R 0.71×は、焦点距離を0.71倍に縮小する光学系を内蔵しており、スーパー35mmセンサーを搭載したEOS C70にフルサイズ対応のEFレンズを装着した場合でも、レンズ本来のフルサイズ画角に近い画角で撮影可能。縮小光学系の集光効果により、開放F値が約1段分明るくなるため、屋内や夕景などの暗いシーンでもISO感度を低く設定し、ノイズの少ない高画質な撮影が可能。
EOS C70にEF-EOS R 0.71×を介してEFレンズを装着した場合でも、EFマウントを採用するデジタルシネマカメラと同様、画面の周辺部まで「デュアルピクセルCMOS AF」に対応する。また、周辺光量補正や倍率色収差補正の有効化や、Fナンバー、焦点距離の正確な表示、記録などができる。