シグマは、LマウントとソニーEマウントに対応したフルサイズ対応の中望遠マクロレンズ「SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO」を2020年10月23日に発売する。希望小売価格は税別95,000円。

SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROは、最新の光学設計により、マクロ撮影で重要な至近での性能や無限遠に至るまでの撮影距離で高いシャープネスを保持。加えて、カメラ側での収差補正機能では対処できない軸上色収差を重点的に補正することにより、微細な描写と色にじみのない画質の両立を可能にしているという。

マウントはLマウント用、ソニーEマウント用の2種類。写真はソニーEマウントカメラと組み合せたところ

さらに、別売の対応アクセサリーのLマウント専用テレコンバーター「TC-1411(1.4倍)」「TC-2011(2.0倍)」を使用することで、ワーキングディスタンスはそのままにさらに高い倍率でのマクロ撮影も可能。

Artラインの基本コンセプトでもある光学性能優先の設計により、画面中心から周辺部までフラットかつ高い解像力を実現。ミラーレスカメラシステムならではの顔/瞳優先AFといった機能への最適化や、フォーカス駆動系には、HSM(超音波モーター)を採用することで高精度かつ静粛なAFを実現。

レンズボディには、マクロ撮影時に便利なフォーカスリミッター機能や任意の機能が割り当てられるAFLボタンを搭載。絞りリングにはクリックのオン/オフを切り替えられるスイッチを搭載。ロック機構を操作するスイッチも備えられているという。

レンズ構成枚数12郡17枚(SLD1枚を採用)