CINEMA EOS SYSTEMファームウェアメイン写真

キヤノンのデジタルシネマカメラ「EOS C500 Mark II/EOS C300 Mark III」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2020年度グッドデザイン賞において「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞した。

「審査委員」は次のようにコメントしている。

「道具」の中に潜む、緻密な機能美によって醸し出される、精悍なたたずまいが美しい。プロツールに求められる多数の物理ボタンや、撮影スタイルによって選ぶオプション類まで、ひとつひとつの物理的制約を丁寧に時間をかけてデザインしたであろう、その膨大な経験の上になりたつ本製品は、会社の哲学や姿勢までもがカタチとなってあらわれているようにさえ感じ、審査委員一同、これを高く評価した。

世の中の潮流である「簡単、シンプル」とは真逆の現場をささえる機能と操作性がパッケージとして見事にまとめられており、「The」プロダクトデザインといえる一つの集大成である。高品位の映画から、機動力が求められるニュースまで幅広いコンテンツをカバーすべく手持ち、肩のせ、ドローンに至るまで、撮影現場でのあくなき撮影ニーズに応えた 結果、わたしたちが日々、何気なく美しい映像が享受できていると改めて気付かされた。