SIGMA 24mm F3.5 DG DN
シグマは12月1日、LマウントとソニーEマウントに対応したフルフレームミラーレスカメラ用レンズの新シリーズ「SIGMA 24mm F3.5 DG DN」「SIGMA 35mm F2 DG DN」「SIGMA 65mm F2 DG DN」を発表。オンライン新製品プレゼンテーション「SIGMA STAGE Online」において、同社代表取締役社長の山木和人氏が商品説明を行った。発売日や価格は以下の通り。
SIGMA 24mm F3.5 DG DN
- 発売日:2021年1月22日
- 価格:税別67,000円
SIGMA 35mm F2 DG DN
- 発売日:2020年12月18日
- 価格:税別78,000円
SIGMA 65mm F2 DG DN
- 発売日:2020年12月18日
- 価格:税別89,000円
2020年12月1日21時から放送を行った、DNシリーズ(ミラーレス一眼カメラ専用)交換レンズ新製品「Iシリーズ」プレゼンテーションのアーカイブ動画
コンパクト、優れた光学性能、優れたビルドクオリティを特徴とする新コンセプト「Iシリーズ」を発表。アルミ切削を中心とした総金属製の外観や操作感触を優先に設計、専用金属キャップを特徴とし、「Art」、「Sports」、「Contemporary」に新たな製品ラインナップとして加わるものではないとしている。
Iシリーズに属する3本のレンズを発表。24mm F3.5 DG DN | Contemporaryは、中心から画面周辺部までの高い解像力により、24mmの画角を最大限に活かした広角撮影が可能。最短撮影距離約10cm、最大撮影倍率1:2で、素直なボケ味に加え、画面周辺でも円形に近い丸ボケが得られるという。
24mm F3.5 DG DN | Contemporary
35mm F2 DG DN | Contemporaryは、開放F値2.0の明るさと光学性能、ミラーレスシステムに適合するコンパクトなレンズボディを両立。星景撮影にも耐えうる高い光学性能と、手軽に持ち歩けるサイズ感ながら、気軽なスナップ撮影でも本格的な作品づくりを楽しめるという。
35mm F2 DG DN | Contemporary
65mm F2 DG DN | Contemporaryは、開放F値2.0という明るさの光学性能と、ミラーレスシステムとのバランスの良いボディサイズを両立。中望遠で目立ちやすく、かつカメラ側での補正が効かない軸上色収差はSLDガラスを採用することにより補正。2枚のグラスモールド非球面レンズは、球面収差やコマ収差、非点収差の補正、レンズ構成全体の小型化に寄与しているという。
65mm F2 DG DN | Contemporary
Iシリーズは外装部品に加え、操作リングと摺動する内部の構造部品に至るまで金属素材の削り出しで作られている。これまで同様の仕様は、SIGMA CINE LENS以外にはなかったという。
未塗装の様子。レンズフードを含む鏡筒全体が金属製
Iシリーズの35mm F2 DG DNと65mm F2 DG DN、24mm F3.5 DG DNには、通常のプラスチック製キャップに加え、専用のマグネット式メタルキャップが付属。専用キャップは磁力式で、レンズ前面にぴたりと収まるよになっている。
SIGMA I series|マグネット式メタルキャップPV
専用キャップの磁力を利用したキャップホルダーが用意されている。リングプレートにキャップを吸着できるので、紛失を防ぐだけでなく、身に着けたり、バッグに取り付けて持ち歩くことが可能。