Blackmagic Designは、Camera 7.2のソフトウェアアップデートを発表した。 同社Webより無償でダウンロード可能。

同アップデートにより、Blackmagic URSA Mini Pro 12KにBlackmagic URSA Mini Recorderのサポートを追加し、長時間の収録が可能。高速の2.5インチSATAまたはU.2 NVMe SSDへの収録に対応としている。

Blackmagic URSA Mini Recorderは、URSA Mini Pro 12K用に設計されており、USB-C接続でカメラから直接コントロール可能。カメラ後部とバッテリーの間に取り付けて使用するため、カメラとシームレスに一体化する。URSA Mini Recorderを直接コンピューターに接続して、U.2またはSATAドライブからフッテージを転送することも可能。

今回のアップデートでは、Blackmagic URSA Mini Pro 12Kの第5世代カラーサイエンスも改良され、ダイナミックレンジのビデオ設定で、今まで以上にハイライトのロールオフが得られるという。さらに、すべての解像度の固定クオリティ、4Kフォーマットの固定ビットレートでの収録が向上し、デモザイクが改良されたため、微細なディテールのレンダリングを改善。

また、カメラおよびDaVinci Resolveでデスクイーズがデフォルトで適用されるため、アナモフィックのサポートが向上。CN-EおよびCabrioレンズとレンズデータのサポートが強化され、バッテリー残量のパーセンテージ表示の精度が向上し、Blackmagic URSA Mini Pro 12Kの全体的な性能と安定性が改善。

このアップデートは、Blackmagic RAW 2.0ベータ4やBlackmagic RAW Speed Testおよびサードパーティ製のBlackmagic RAWプラグインもインストールするという。