富士フイルム株式会社は、ラージフォーマットセンサーに対応した焦点距離19-45mmの広角ズームレンズ「Premista19-45mmT2.9」を2021年1月28日より発売する。以前、2021年初めに発売予定としていたもの。価格はオープン。
Premista19-45mmは、19-45mmの焦点距離全域でT2.9の明るさを持つ広角ズームレンズ。大口径非球面レンズと独自のズーム方式を採用し、映像の中心部から周辺部まで解像力を発揮。広角側の焦点距離での撮影で生じやすいディストーションも効果的に抑制しているため、ズーム全域で歪みの少ない自然な描写を可能としている。
独自の光学シミュレーション技術とメカ設計技術により、全長228mm、質量3.3kgのコンパクト設計と堅牢性を両立。ステディカムを利用した手持ち撮影や、クレーンを使用したハイアングルの撮影に対応。
このほか、標準・望遠ズームタイプと同様に、撮影時のレンズメタデータの記録が可能な「ZEISS eXtended Data 」にも対応しているため、撮影後の動画編集の作業負担を軽減でき、効率的な映像制作をサポートするとしている。